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【気になる一言】「なぜマックスを2ストップにしなかった?」ベルギーGPの戦略についてメルセデスとレッドブルが口論
2020年9月6日
2020年F1第8戦イタリアGPの予選後にメルセデスが開いたトト・ウォルフ代表の記者会見では、ライバルであるレッドブル・ホンダのクリスチャン・ホーナー代表のコメントを巡って、ウォルフがホーナーと興味深いやりとりを行っていたことを明かした。
まず、この話題を最初に提供したのはホーナーだった。金曜日のFIAの非公開で行われた会見で、ホーナーが「メルセデスがルイス(ハミルトン)を勝たせることに集中しているのは明らかだ」と語った。
ホーナーが指摘したのは、前戦ベルギーGPでのメルセデスのレース戦略だ。ホーナーの主張はこうだ。
「例えば、ベルギーGPでボッタスが2ストップしていれば勝つチャンスがあった。なぜ彼らは、そうしなかったのか? それは今年、タイトル獲得数の記録に並ぶために、すべての優先権がルイスに与えられているからだ。バルテリ(ボッタス)には、予選で前を取らない限りチャンスがないということだ」
この発言をどう思うかと尋ねられたウォルフは、冷静にこう答えた。
「あるドライバーを、ほかのドライバーよりも優先するようなことは我々はしない。我々のドライバーに関するマネージメントは常に完全オープンで、話し合いは透明であり、そして公平に行ってきた。これは、これまでもずっと続けられたことであり、これからも続く」
どうしてウォルフはホーナーの口撃に冷静でいられるのだろうか。それはベルギーGPの件について、実はウォルフとホーナーはすでに言い合いをしていたからだ。ウォルフは笑ってそのエピソードを明かしてくれた。
「実は、ベルギーGPの件は彼(ホーナー)と直接話す機会があった。彼は私に『どうしてバルテリを2ストップにしなかったのか?』と尋ねてきた。だから私も彼に言ったんだ。『もし2ストップのほうが速いとわかっていたら、バルテリだけでなく、ルイスも2ストップにしていたよ』とね」
ウォルフによれば、レース後の分析では2ストップのほうが速かったという。しかし、もう1度ピットストップしていたら、確実にトップの座をレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに明け渡し、その後、タイヤの違いがあったとしても逆転できていたかはわからなかったという。
「だから、私はホーナーに言ったんだ。『じゃあ聞くけど、レッドブルだって、なんでマックス(フェルスタッペン)を2ストップにしなかったんだ?』ってね。だって、そうすれば彼らが勝っていたかもしれないじゃないか。すると彼は言ったよ。『(4番手を走行していたルノーの)ダニエル・リカルドをオーバーテイクできるかどうかわからなかったんだ』ってね。つまり、彼の指摘は自分で自分の首を締める結果となったわけさ(笑)」
(Masahiro Owari)
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6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

