最新記事
- 「ターン4のことは申し訳ない」ワン・ツーフ...
- 「絶対に追いつこう!」意気込むサインツを襲...
- レーシングブルズがF1イギリスGP用スペシャル...
- 2025年F1第12戦イギリスGP TV放送&タイムス...
- ザウバー、イギリスに新拠点をオープン。スイ...
- アルピーヌ、リザーブのポール・アーロンをザ...
- F1 Topic:ローソンの6位入賞を支えた岩佐歩...
- F1の2026年プレシーズンテスト日程が決定、開...
- 「こういうマシンを用意してもらえたことに感...
- 「勇気ある決断で1ストップ戦略を選択した」...
- ハースF1のグッドウッド初参加が決定。チーム...
- 「タイヤが溶けていく感じ」スタート後の好感...
ホンダF1田辺TD初日会見:「レースに向けた目標をきちんと見るのが主眼」新規則への対応に取り組むも順調
2020年9月5日
2020年F1第8戦イタリアGP初日フリー走行では、アルファタウリ・ホンダが4、7番手と大健闘したのに対し、レッドブル・ホンダは5、14番手と苦戦を強いられた。
とはいえホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは、「予選までには解決してくれるはず」と、見通しを述べていた。一方でホンダ側は、この週末から導入された『エンジン同一モード使用』への対応に取り組む1日となった。
──────────
──初日の総括から、お願いします。
田辺豊治テクニカルディレクター(以下、田辺TD):特に大きな問題もなく、チーム側、ホンダ側ともに、順調に予定されたメニューを消化できました。
今週末のレースから、予選、レースを同一のエンジンモードで走らないといけません。それに向けていろいろなトライをし、セッティングを変えながら作業を進めました。2日目のフリー走行3回目(FP3)までに、完全に対応させないといけない。最適化を進めて、予選、レースに臨むつもりです。
──まだ初日ですが、レッドブル側がちょっとてこずっている印象です。
田辺TD:戦闘力に関しては、やや苦しんでいますね。予選までには解決してくれると思いますが。一方のアルファタウリは、激しい戦いの続く中団グループにあって、かなりいいポジションでスタートが切れています。地元レースということもあって、現場スタッフだけでなくファクトリーにいる全員が、気合バッチリという感じです。この流れが、3日間続けばと思ってます。
──予選以降は同一モードということで、今日はいろいろなモードを試せましたか?
田辺TD:今日は何でもありでした。
──4台を違うモードで走らせて、データ採りをしましたか?
田辺TD:多少はありましたが、事前に検討して、これがベストだろうというモードがある程度決まっていたんですね。4台それぞれクルマも違うし、ドライバーも違う。そのなかで確認し、若干の微調整を加えたという程度です。時間も非常に限られていますしね。
──ではアルファタウリの好調は、エンジンモードとは関係ないのですか? クルマが決まっていたということでしょうか。
田辺TD:その通りです。
──今後同一モードでレースを戦っていくうえで、「このグランプリはパワー感度が高いからちょっと無理させよう」というようなレースが出てくると思います。そのあたりを見通したうえで、今週末のプログラムを組んでいるのですか?
田辺TD:そこまで細かい話は、今はまだ難しいですね。ただパワーユニット(PU)への負荷が高いところは当然がんばるし、低いところは若干息を抜くのかな、などその程度ですね。そのあたりを考えながら、2基目、3基目とのやりくりを検討していくつもりです。
──他メーカーの話ですが、走行中にモードの不具合が出ているような無線が聞こえました。ホンダはそのあたり、順調だったのですか。
田辺TD:想定外のことは起きなかったですね。それはメルセデスでした?
──いえ、違います。「ローンチマップがおかしい」とか、そんな内容でした。
田辺TD:なるほど。他社のプログラムの組み方はわからないですが、そのままでいってるのではないと思うので、そこはいろいろ出てくると思います。
──通常の作業に加えて同一モードの準備をするというのは、かなり大変でした?
田辺TD:多少、という程度ですね。ただ今までのような予選での最大パフォーマンス追求ではなく、レースに向けての目標をきちんと見るのが初日の主眼でした。
──予選モードのチェックをする必要がなくなった?
田辺TD:そうですね。
──モンツァはブレーキングで、安定を崩しやすいサーキットです。そうするとブレーキング時のハーベスト(電気エネルギー回収)も、難しくなると思います。たとえばターン1のフルブレーキングで、問題は出なかったですか。
田辺TD:特にどうしようというようなことはなかったです。
(取材・まとめ 柴田久仁夫)
6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/28(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

