最新記事
- 去り行くペレスにホンダ/HRCがメッセージ「...
- ペレスの後任は発表されず「角田かローソンの...
- レッドブルを離れるペレスにホーナー代表が感...
- レッドブル、セルジオ・ペレスのチーム離脱を...
- ブレンボ、F1やMotoGP、WRCなど2024年は69の...
- フェラーリ、サインツのために前例のない送別...
- 代表就任2シーズン目でタイトル獲得。マクラ...
- メルセデスを離れるハミルトンがフェアウェル...
- 【F1第24戦無線レビュー(2)】チームに26年...
- FIA会長が新たな口撃。常任スチュワードを望...
- 【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】ふたりの...
- フェルスタッペン、ルワンダで草の根レベルの...
【気になる一言】レッドブル代表、パワーユニット性能差に言及「フェラーリが最後列なのは言うまでもない」
2020年9月1日
2020年F1第7戦ベルギーGPは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンにとっては退屈なレースだったようだが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーにとっては、いろいろな意味で忙しいレースとなったようだ。
「今日のレースに向けて、我々はダウンフォースをつけていた。雨が来てもいいようにね。おそらく、メルセデスも同じだったと思う。一方、ルノーはかなりダウンフォースを削っていた。だから、彼らは山岳セクターでタイムをロスしていた」
レース終盤、フェルスタッペンがタイヤのバイブレーションに悩まされる。しかし、レッドブル・ホンダはフェルスタッペンを再びピットに入れて、タイヤを交換することはなかった。
「もし、ダニエル(・リカルド/ルノー)とのギャップが18秒あったら、もう一度ピットインさせていた。でも、少し足りなかった。17秒、いや17.5秒だったかもしれない。あとコンマ5秒だった」
第2スティントでタイヤが厳しくなったのは、10周目にセーフティカー(SC)が出され、予定よりも早くピットストップし、タイヤ交換したためだ。ただ、あのクラッシュではコース上にデブリが散乱し、そこを通過する際にタイヤを傷つける可能性があった。セーフティカーではなく、赤旗を出すべきだったという声もある。
「私も最初は赤旗だろうと思ったが、セーフティカーが出されて、ピットインした2台のマシンから取り外されたタイヤを確認したら、いずれもタイヤは傷ついていなかった。だから、タイヤは問題なかった」
セーフティカーが出動してピットインした際、フェルスタッペンはハードタイヤを装着したが、チームメートのアレクサンダー・アルボンはミディアムタイヤを選択した。どんな狙いがあったのか。
「前にいたルノーの2台がハードでいくと踏み、ミディアムにした。というのも、さっきも言ったようにこの日のルノーはストレートがとても速かったので、同じタイヤではオーバーテイクは難しいだろうと読み、彼らよりも柔らかいタイヤにしてアタックを仕掛けることにした」
「だが、ハードとミディアムの差が思っていたほどなく、作戦はうまく機能しなかった。ただ、そのなかでアレックス(アルボンの愛称)はよくやったと思う。これでドライバーズ選手権で4位に浮上したのだから」
今回はメルセデスに完敗したように見えるが、メルセデスとの差はどう感じているのだろうか。
「確かに同じ色のマシンが毎週のように先頭を走る姿を見るのはいい気分じゃない。ただ、忘れてはならないのは、我々も前進している。マックスは6戦連続で表彰台に上がり続け、アレックスも今回のレースでは復調の兆しを見せている。この調子で開発を続けて、なんとか流れを変えたい」
メルセデスに対して劣っているのは、マシンのどのエリアなのか。
「どれかひとつということではない。空力のコンセプト、メカニカルグリップ、エンジン、タイヤマネージメント、すべてのエリアだ」
そしてパワーユニット(PU)単体での序列について、ホーナーは次のように述べた。
「メルセデスが先頭にいることは間違いない。それにホンダとルノーが続いていて、サーキットやコンディションによって、メルセデスとの差が変わっているように思う。そして、フェラーリが最後列にいることは言うまでもない」
今回のベルギーGPではピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が素晴らしい走りを披露して、ドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。ガスリーがレッドブル・ホンダに復帰する可能性はあるのか。
「アレックスも今日はいいレースをしたと思う。攻撃も防御も見事だった。もちろん、ピエールも我々(レッドブル・ファミリー)の一員であり、彼らの活躍を見るのは我々(レッドブル・ホンダ)にとっても楽しみだ」
(Masahiro Owari)
関連ニュース
12/6(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
12/7(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/8(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 437 |
2位 | ランド・ノリス | 374 |
3位 | シャルル・ルクレール | 356 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 292 |
5位 | カルロス・サインツ | 290 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 245 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 223 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 70 |
10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 666 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 652 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 589 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 94 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 65 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 58 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |