最新記事
- ダニエル・リカルドが引退を発表。フォード・...
- トップはノリス、角田は初日9番手。レッドブ...
- 【タイム結果】2025年F1第16戦イタリアGPフリ...
- F1モナコGPが契約をさらに延長。2035年までの...
- フェラーリ勢が地元でワン・ツー発進、サイン...
- 【タイム結果】2025年F1第16戦イタリアGPフリ...
- 初FP1で4番手タイムを記録したマクラーレン育...
- アルピーヌのリザーブ務めるアーロン、F1イタ...
- キャデラックF1と契約のコルトン・ハータ、F1...
- F1 CEOのスプリントフォーマット推進意見にド...
- ハミルトン、フェラーリでの初モンツァに臨む...
- ウイリアムズがサインツのペナルティに関し再...
ホンダF1田辺TD会見:パワーユニットが勝敗を大きく左右する3連戦。スパ・ウェザーへの対応は「実力が試される」
2020年8月28日
スパ・フランコルシャン、モンツァ、ムジェロと続く3連戦は、いずれもパワーユニット(PU)の優劣が勝敗を大きく左右するサーキットでの戦いとなる。さらに今週末の第7戦ベルギーGPは低い気温と変わりやすい天候が予想され、「突然の天候変化にきちんと対応できるかどうかで、チームの実力が試される」と、ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは言う。
また佐藤琢磨選手の2度目のインディ500優勝については、F1とインディカーシリーズの両方で一緒に戦ってきた経験から、佐藤選手の強さの秘密を語ってくれた。
──────────
──前回の3連戦が終わって1週間ほど空きましたが、その間も忙しい日々を送っていたのでしょうか。
田辺豊治テクニカルディレクター(以下、田辺TD):そうですね。今週末からの3連戦はスパ、モンツァ、ムジェロと、かなりの高速コースが続きます。パワーユニットの役割がいっそう重要になることから、エンジンの最適化、回生エネルギーのマネージメントなど、検討を重ねてきました。
──今までの暑いレースから一転、今週末はかなり涼しそうです。
田辺TD:ええ。気温が15度ぐらいに下がることもあるようですし、全般的に20度を超えることはなさそうです。さらにスパ名物の雨も予想されています。その辺りの準備も、進めています。
──これだけのパワーサーキットだと、本音としては週末は雨の方がありがたい?
田辺TD:まあ、どんな天気になるにせよ、(パワーは)絞れるだけ、絞り出すしかないです。
──毎日天気がころころ変わるのは、やりにくいですね。
田辺TD:それはそうですね。前戦スペインGPは、非常に安定した天候でやりやすかった。ただ言い変えると、突然の天候変化にきちんと対応できるかどうかで、チームの実力が試される。そこは、最善を尽くすしかないですね。
──スパもモンツァも、1周の間の電気エネルギーは、必ず足りなくなります。その場合の難しさは、どこにあるのでしょうか。
田辺TD:基本的には、エネルギーの出し入れは決まってますよね。長い直線で使い切ると、あとが大変になる。その辺の配分ですね。いかに必要なところに振り分けられるかが、一番大変なところです。
──予選モードの禁止は、次のイタリアGPからになったのですか?
田辺TD:はい。予選とレースを同一モードで走るようにという内容の新しい技術指示書が、FIAから送られてきました。今後は細かい内容の確認等を進めることになります。
──佐藤琢磨選手が、インディ500で2度目の制覇を果たしました。
田辺TD:予選からずっと見ていたのですが、とにかく誇らしい気持ちでいっぱいです。インディ500での勝利の難しさを私も身をもって経験しているだけに、2度の優勝を果たした琢磨選手を心から祝福したい。ホンダの開発したエンジンも非常に快調で、予選でもレースでも好成績を挙げてくれました。ここ数年、開発に当たった技術者たちが苦労していたのを知っていましたし、インディ500で勝つための努力が報われたことも、本当にうれしいです。
──F1時代から琢磨選手を知る田辺さんから見て、インディに来てからの成長は感じていましたか。
田辺TD:インディに来たばかりの彼は、クラッシュが多かったですね。その後私も北米に赴任して、再び一緒に仕事をするようになったのですが、まず肉体面が一段と締まって、そしてドライビングも安定感を増すようになった。変わらないのは、勝つことへのどん欲さですね。エンジニアとの綿密な打ち合わせを厭わない。サーキットに一番遅くまで残っているドライバーだと思います。その熱心さと、勝つことへの執念。それは、全然変わっていないですね。
()
関連ニュース

1位 | オスカー・ピアストリ | 309 |
2位 | ランド・ノリス | 275 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 205 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 184 |
5位 | シャルル・ルクレール | 151 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 109 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 64 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 64 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | アイザック・ハジャー | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 584 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 260 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 248 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 214 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 80 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 60 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 51 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

