F速

  • 会員登録
  • ログイン

ピレリ、マシンの高速化を予想もF1ベルギーGPに昨年より1段階柔らかいタイヤを持ち込む

2020年8月25日

 今週末の第7戦ベルギーGPに向けて、ピレリは、ハードタイヤにC2、ミディアムタイヤにC3、ソフトタイヤにC4を選択した。これは、昨年のベルギーGPでのタイヤ選択より一段階ソフト寄りだ。


 このタイヤ選択になったのは、昨年はほとんどのドライバーがミディアムとソフトタイヤを選んだからだ。実際に、2019年は多くのドライバーがソフトタイヤを10セット選択し、ハードタイヤは1セットだけだった。


 なお、今年はドライバーごとにタイヤを選択することができないので、この選択は不可能だ。今年はハードが2セット、ミディアムが3セット、ソフトが8セットとなっている。


 ピレリのレーシング・マネージャーであるマリオ・イゾラは、次のように述べている。


「スパの評判自体が多くを物語っている。ここは昔ながらのコースで、高低差と変化に富んでいる。多くの挑戦と興奮があるため、ドライバーが気に入っているコースだ。これまでのシーズンのほとんどでそうだったが、我々はマシンが大幅に速くなると予想している。そうではあるが、今年のタイヤ選択は昨年よりも一段階ソフト寄りだ」


「スパは今年、例年の枠から日程変更がなかった数少ないラウンドのひとつだ。ここはおそらくコンディションを予測するのが最も難しいサーキットではあるが、チームは多くの関連データを持っているはずだ。だから変化する状況に迅速に適応できるチームとドライバーが、最も報われる傾向がある」


「今年ひとつ異なるのは、例年のように(ベルギーGPの)数週間前にスパ24時間レースが開催されなかったことだ。そのことが影響するかどうか見るのは興味深い。とはいえ、以前に残されたラバーはどのみち雨で流されてしまうことが多いのだが」


「最後に、しかし最も重要なことだが、今週末は全員の心の中心にアントワーヌ・ユベール(昨年スパで開催されたFIA-F2のレース中に亡くなった)の姿があることと思う。亡くなって1年になる彼を追悼したい」


 今回の3種のタイヤコンパウンドは、シルバーストンでの2戦目で使用されたものと同じだ。そのレースではメルセデスがタイヤのブリスターに悩まされ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに優勝を許している。

2019年F1第13戦ベルギーGP 決勝レーススタート
2019年F1第13戦ベルギーGP 決勝レーススタート



(grandprix.com)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号