最新記事
- ザウバー、イギリスに新拠点をオープン。スイ...
- アルピーヌ、リザーブのポール・アーロンをザ...
- F1 Topic:ローソンの6位入賞を支えた岩佐歩...
- F1の2026年プレシーズンテスト日程が決定、開...
- 「こういうマシンを用意してもらえたことに感...
- 「勇気ある決断で1ストップ戦略を選択した」...
- ハースF1のグッドウッド初参加が決定。チーム...
- 「タイヤが溶けていく感じ」スタート後の好感...
- クラッシュのアントネッリに、次戦3グリッド...
- 【F1第11戦決勝の要点】アロンソが3戦連続入...
- 【ポイントランキング】2025年F1第11戦オース...
- ノリスが今季3勝目、手に汗握る大接戦を制す...
F1技術解説第6戦編:冷却に悩まされたサインツJr.はパワーユニットを全交換。出力低下の症状も
2020年8月24日
シーズン6戦を終えて、各メーカーのパワーユニット(PU)にそろそろ疲れが出始めたようだ。それはメルセデス製パワーユニットも例外ではない。第6戦スペインGPでは、レーシングポイントのセルジオ・ペレスが2基目のCEとバッテリーを交換した。3基目からは、ペナルティが適用される。
ルノー製パワーユニットにも、いろいろなトラブルが出ている。マクラーレンのカルロス・サインツJr.はここ3戦ほど冷却の問題に苦しんでいる。そのため第5戦70周年記念GPでのサインツは、空力性能をある程度犠牲にした冷却重視のマシンに乗らざるを得なかった。
その後モノコックを交換しても改善は見られず、スペインGPの土曜日にパワーユニット全交換に踏み切った。その結果、オーバーヒート症状はほぼ消えてなくなった。さらに本来の空力パッケージに戻ったことで、サインツJr.は7番グリッドを獲得した。データを解析したところでは、交換前のパワーユニットはあきらかに出力低下の症状が出ていたとのことだ。
ルノーワークスのエステバン・オコンもこの2戦、同様の出力低下に見舞われていた。そのせいかスペインGP予選でのオコンは、チームメイトのダニエル・リカルドから0.4秒落ち、15番手という復帰後最悪のグリッドしか獲れなかった。
開幕4戦におけるリカルドに対するオコンのラップタイムの遅れは、平均して0.239%だった。それが第5戦70周年記念GPでは0.433%に跳ね上がり、第6戦スペインGPでは0.478%とさらに上がった。テレメトリーデータによれば、ストレートでは時速2〜4km遅かった。
リカルドはシルバーストンで2基目に交換しており、その差が出た可能性が高い。次の3連戦はスパ・フランコルシャン、モンツァ、ムジェロと、いずれもパワーユニットにはかなり負荷が高い。そのためオコンも、次戦ベルギーGPで交換予定だ。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
()
関連ニュース
6/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/28(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

