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低迷ベッテルの問題を探るフェラーリF1、シャシー交換を検討へ

2020年8月12日

 長引くセバスチャン・ベッテルの苦闘の原因を、フェラーリF1チームもベッテル自身も理解できずにいる。問題解決のため、ベッテルに新しいSF1000のシャシーを与える可能性もあるとチーム代表マッティア・ビノットが語った。


 4度のF1世界チャンピオンであるベッテルだが、2020年には序盤5戦のなかで3回しか入賞しておらず、獲得ポイントは10点にとどまっている。シルバーストンでの2連戦では、イギリスGPで10位、70周年記念GPで12位という結果に終わった。


 70周年記念GPでベッテルは、オープニングラップでスピンを喫して最後尾まで順位を落とし、チームの戦略によって長時間にわたりトラフィックのなかで走行したこともマイナスになった。


 しかしながらベッテルは、これ以上マシンからスピードを引き出すことはできないと主張しており、根本的な問題が彼のSF1000のパフォーマンスに影響を与えている可能性があることをほのめかした。

2020年F1第5戦70周年記念GP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2020年F1第5戦70周年記念GP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

 ビノット代表は、問題解決のためにシャシー交換を行う可能性があると語った。


「それについて今まで話し合いをしてこなかった」と70周年記念GPのレースの後でビノットは語った。


「だが、チーム内で議論すべきことのひとつだ。それで解決するのなら前向きに考えるだろう。やらない理由はない」


「我々のためにもセバスチャンのためにも、解決するためにできることを何でもすることが大切だ。そしてチームおよびドライバーの観点から、これからのレースでより良い結果を出せるように努力する必要がある」


「それはとても重要なことなので、実行することに躊躇はない。ドライバーとチームで議論して結論を出すことになるだろう」


 ベッテルはシルバーストンでの2度のレースにおいて、パフォーマンスを改善できなかった事実に戸惑っていることを認めた。


「同じ場所で2回の週末を過ごしたが、先週土曜日の朝から僕はまったく進歩できなかった。それははっきりしている」とベッテルは語った。


「1周の走りについては少々判断が難しい。なぜなら、今週、僕たちは少し違ったダウンフォースレベルで走っていたからだ。でもさらに失速したように思えた。低中速コーナーで主に苦戦した」


「僕たちが解決できなかった何かがある。1週間後には次のレースが控えている。ここではなく別の場所になるが、僕たちに何ができるか、様子を見ていくことになるだろう。通常のペースが発揮できるようになり、元の位置に戻れることを願っている」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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