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【F1データ主義】マンセル&ハッキネンの初優勝、伝説を生んだセナ。名シーン豊富な『1カ国2開催』を振り返る
2020年8月9日
70周年記念GPというのは、F1が初めて世界選手権として開催されたのが、いまから70年前のイギリスGPだったことから、そのイギリスで開催される2つ目のグランプリに特別に与えた名称だ。
そのイギリスで1年に2度F1が開催されるのは、今年が4度目となる(データ1)。
【データ1】
■1983年
7月16日 イギリスGP(シルバーストン) 優勝:アラン・プロスト(ルノー)
9月25日 ヨーロッパGP(ブランズ・ハッチ) 優勝:ネルソン・ピケ(ブラバム)
■1985年
7月21日 イギリスGP(シルバーストン) 優勝:アラン・プロスト(マクラーレン)
10月6日 ヨーロッパGP(ブランズ・ハッチ) 優勝:ナイジェル・マンセル(ウイリアムズ)
■1993年
4月11日 ヨーロッパGP(ドニントン・パーク) 優勝:アイルトン・セナ(マクラーレン)
7月11日 イギリスGP(シルバーストン) 優勝:アラン・プロスト(ウイリアムズ)
F1では、1カ国1グランプリが原則となっているため、1年の間に2度F1を開催する場合は、別の名称が使用さる。多くの場合は『ヨーロッパGP』が使用され、1983年のヨーロッパGPがその最初のグランプリだった。
その後、ヨーロッパGPはイギリス以外の国でも開催されるようになり、ミハエル・シューマッハーが活躍した90年代後半から2000年代にかけては、ドイツで毎年のように開催された。
ヨーロッパGP以外での名称でも、1カ国2開催が行われたケースがある。
1981年から2006年までは、イタリアで『イタリアGP』のほかに『サンマリノGP』の名称でF1が開催されていた。また1982年にはフランスでポール・リカールのほかに、ディジョンで『スイスGP』の名称でF1が開催された。これは、1955年のル・マン24時間レースで起きた大事故により、スイス国内でのモータースポーツが禁止されていたための措置だった。
ヨーロッパ以外でも1カ国2開催が行われたケースがある。1970年代から80年代にかけて、アメリカでは『アメリカ東GP』、『アメリカ西GP』、『デトロイトGP』、『ラスベガスGP』の名称で1年に2度F1が開催され、1994年と95年には日本でも岡山県のTIサーキット英田(現:岡山国際サーキット)で鈴鹿での日本GPとともに、F1が開催された。
この1カ国2開催として行われたレースでは、不思議なことに『初物』や『感動的』、あるいは『これが最後の』というような、その後、語り草になるようなレースが展開されることが少なくない。
たとえば1981年のラスベガスGPでは、ブルーノ・ジャコメリが初表彰台を獲得。1982年のラスベガスGPではミケーレ・アルボレートが初優勝を飾っている。1983年にはジョン・ワトソンがアメリカ西GPで最後の優勝を果たし、デトロイトGPで最後の表彰台を獲得した。
1985年のヨーロッパGPは、大英帝国の息子と称されたナイジェル・マンセルのF1初優勝によって、大いに盛り上がり、1993年にドニントン・パークで行われたヨーロッパGPは、アイルトン・セナの雨の中で素晴らしい走りによる大逆転優勝によって、伝説のグランプリとなった。

1997年のスペイン・ヘレスで開催されたヨーロッパGPではミカ・ハッキネン(マクラーレン)が記念すべき初優勝を遂げ、1999年のドイツ・ニュルブルクリンクで行われたヨーロッパGPではスチュワート(レッドブルの前身)が初優勝を飾ったが、これが最後のF1優勝でもあった。
2012年にバレンシアで開催されたヨーロッパGPでは経済的苦境にあるスペインでフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が2006年以来の母国優勝を飾り、珍しく涙した。また、このレースで3位表彰台を獲得したミハエル・シューマッハー(メルセデス)にとって、これがF1最後の登壇でもあった。
このジンクスは現代でも生きており、2020年の開幕2連戦では初戦でランド・ノリス(マクラーレン)がうれしい初表彰台を獲得。果てした、今年2度目の1カ国2開催となるイギリスでの2戦目、70周年記念グランプリでは、どんなドラマが生まれるのか。

(Masahiro Owari)
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| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 100 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 80 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 59 |
| 4位 | ランド・ノリス | 51 |
| 5位 | ルイス・ハミルトン | 51 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 43 |
| 7位 | マックス・フェルスタッペン | 26 |
| 8位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 9位 | ピエール・ガスリー | 16 |
| 10位 | リアム・ローソン | 10 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 180 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 110 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 94 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 30 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 23 |
| 6位 | TGRハースF1チーム | 18 |
| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 5 |
| 9位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


