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【気になる一言】ヒュルケンベルグ、望外の3番手に「表彰台が目の前まで来ていることはわかっている」
2020年8月9日
2016年のオーストリアGPの予選3番手(2番手スタート)に並ぶ好成績を70周年記念GPの予選で獲得したニコ・ヒュルケンベルグ(レーシング・ポイント)。予選後のインタビューと、その後行われた会見での喜びの声を聞いてみよう。
──なんという結果でしょう。代役として2戦目でいきなり好成績をあげました。先週と比べて、今週はどうですか。
ニコ・ヒュルケンベルグ(以下、ヒュルケンベルグ):先週はとにかく忙しかった。だって、準備時間は10時間しかなく、コクピットに乗り込んだのはセッションの10分前だったんだから。
でも、今週はとても落ち着いていて、マシンのフィーリングをしっかりと受け止められている。だから、予選に向けて良い準備ができていた。
Q2で少し攻めすぎたから、Q3では、あまり追い込まないようにした。マシンとタイヤが持っているポテンシャルをすべて引き出すことだけに専念したんだ。だから、この結果には満足している。
──予選3番手は予想していましたか。
ヒュルケンベルグ:予想なんてしていなかった。ただ、このマシンには1ラップの速さがあることはわかっていた。Q3へ進出できる自信はあった。でも、3番手なんて予想していなかったし、そんなのできないでしょ。だから驚いている。もちろん、いい意味でね。
でも、まだ今日は土曜日。大切なのは日曜日。確かに今日は僕にとって良いハイライトのひとつとなったけど、喜ぶのはまだ早いよ。
──レースに向けては?
ヒュルケンベルグ:レースは厳しいものとなるだろう。というのも、僕は先週レースをスタートすることができなかったので、今回が今年の初レースとなるからね。スタートからすべてが初めての連続となる。もちろん、このマシンをレースで走らせるのも初めてだ。でも、ベストを尽くすよ。このマシンが走るべきポジションでレースできるよう頑張るつもりだ。
──ロングランの手応えはいかがでしょう?
ヒュルケンベルグ:金曜日のロングランはかなり良かった。先週よりも良かったと思う。チームが良いセッティングを見つけ、レースペースの点でいくつかの改善を行ったので、それがうまくいけばいい戦いができるはず。
タイヤに関しては、幸い昨年と基本的に同じなので、心配はしていない。とはいえ、初めてのレースだから、簡単にはいかないことも多く、エキサイティングなものになるだろうけどね。
──突然の復帰で肉体的に大変ではありませんか。
ヒュルケンベルグ:確かに肉体的には厳しいよ。シルバーストンはGフォースが半端じゃないからね。ここの最大Gは世界中のどのジムやどんなトレーニングでも再現することは不可能だ。だから、レースに備えてしっかりとテーピングしておくよ。
──いよいよ、表彰台が見えてきました。
ヒュルケンベルグ:表彰台が目の前まで来ていることはわかっている。もちろん、状況は簡単ではないし、かなりチャレンジングだけど、僕はいまそれを可能にする速いマシンを手にしている。
だから、いま僕がやるべきことはミスを犯さないこと。特にスタート直後の1周目だ。今年の初めてのスタートだけど、いままでの経験をすべて活かしてやるしかない。そのあとは、後続のライバルたちとの戦いが待っている。でも彼らとのバトルは幸いまだ僕の記憶に残っている。だから、いまはあまり考えすぎず、目の前のことに集中するだけだ。
──予選4番手からスタートするマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)を押さえることは可能ですか。
ヒュルケンベルグ:イエスと言いたいけれど、それがとてもタフでチャレンジングなことは覚悟している。ただ、フィーリングは先週よりも改善している。先週はまだ僕の足はマシンの感触を確かめながら動いていたけど、今週はかなりダイレクトに動くようになった。でも僕にとって、それ(フェルスタッペンを押さえ込むこと)は重要なことじゃない。とにかく、いいレースをすること。そして、チームにポイントを持って帰ることさ。
(Masahiro Owari)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

