レーシングポイントF1が違法な模倣行為との裁定。15ポイント剥奪および約5000万円の罰金
2020年8月7日
レーシングポイントの2020年型マシンRP20の合法性を疑うルノーが抗議を提出、これについて調査が行われた結果、レーシングポイントにペナルティが科されることが決まった。チームは15ポイントを剥奪され、40万ユーロ(約5000万円)の罰金を科された。
プレシーズンテストで披露したRP20が、2019年型メルセデスに似ており、速さも発揮したことで、ライバルチームはレーシングポイントの行為に違法な部分があるのではないかという疑いを持った。レーシングポイント側は、メルセデスのマシンからインスピレーションを得たものの、規則に反する行為はしていないと一貫して主張してきた。
しかしルノーはシュタイアーマルクGP、ハンガリーGP、イギリスGPと3戦にわたり、RP20のブレーキダクトは2019年のメルセデスのそれの直接のコピーであると主張し、正式な抗議を提出した。
FIAが詳細な調査に乗り出し、今週関係者のヒアリングを経て、8月7日、スチュワードは、ルノーの抗議を支持する裁定を下した。つまり、レーシングポイントは、自身で設計すべきパーツに関して、他チームのものを模倣したとみなされたことになる。
ブレーキダクトは、2020年からコンストラクターが自ら製作することを義務付けられた「リステッドパーツ」となった。メルセデスは「リステッドパーツ」ではなかった2019年にブレーキダクトの情報を渡し、その行為は違法ではない。しかし、レーシングポイントは、その情報を利用して自身のブレーキダクトを設計し、2020年のマシンに使用した。
レーシングポイントは、シュタイアーマルクGPでのセルジオ・ペレスのマシンとランス・ストロールのマシン、それぞれに20万ユーロ(約2500万円)の罰金を科され、1台につき7.5ポイントが剥奪されることが決まった。ただしドライバーはポイントを維持できる。ハンガリーGPとイギリスGPに関するルノーの抗議も支持され、これに関しては、レーシングポイントは戒告処分を受けた。
ポイント剥奪により、レーシングポイントはランキング5位から6位に降格され、ルノーが繰り上がる結果になる。
(autosport web)
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