F速

  • 会員登録
  • ログイン

インディカー参戦中のエリクソン「エアロスクリーンはあるべきだと証明された」F1での導入を予想

2020年7月28日

 インディカーに参戦しているマーカス・エリクソンは、F1はコクピットの保護デバイスをエアロスクリーンに切り替えるべきだと考えており、エアロスクリーンはグランプリレースで使用されている「ハロより1段上のもの」だと主張している。


 2019年よりインディカーに参戦しているエリクソンは、現在チップ・ガナッシ・レーシングからレースに参戦している。エリクソンはF1に5年間参戦し、2018年にはアルファロメオ・ザウバーでヘイロー(Halo)の使用した経験を持っている。


 アメリカの主要シングルシーターシリーズであるインディカーは、今シーズンからエアロスクリーンを採用している。徹底的なテストが行われ、インディカーのドライバーたちから賛同を得たのだ。レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズによって設計されたエアロスクリーンは、FIAがヘイローの組み込みを義務化する前に、最初にF1チームが検討していたデバイスだ。


「エアロスクリーンはヘイローのような構造にスクリーンが追加されたものだ」とエリクソンは『The Race』に語った。


「これはハロより1段上のものだと思う。F1やヨーロッパのカテゴリーが将来採用する可能性があると僕は見ている」

キミ・ライコネン(アルファロメオ)
2018年よりF1に導入された頭部保護デバイス『ヘイロー(Halo)』


 エアロスクリーンは先週末のインディカー・アイオワ戦でその効果を存分に発揮した。ペンスキーのウイル・パワーのマシンから外れたホイールが、エアロスクリーンの上部に跳ね返ってきたのだ。


 またエアロスクリーンは他の目的でも役に立った。パワーのインシデントの後のリスタートでは、リナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・レーシング)とコルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー)が激しくクラッシュし、そこから舞い上がったデブリがエリクソンのマシンに当たったが、幸いエリクソンに怪我はなかった。


「ヘイローは大きな障害物には明らかに有効だろう。でも小さなデブリについては、エアロスクリーンに比べたら保護力は落ちる」


「それ(ヴィーケイとハータのクラッシュ)が起きたとき、僕は事故に巻き込まれないように、2台のうちの1台にぶつからないように集中していた」


「チームには、デブリが当たったようだと伝えたが、深刻なものだとは思わなかったし、すべて順調だと思っていた」


「でもレース後にリプレイを見たら、彼のウイングか何かのかなり大きな破片が、僕のエアロスクリーンの部分に当たっているのが分かった」


「それを見ていい気分はしなかったけれど、エアロスクリーンがあってよかったとは思った。インディカーは正しい選択をしたことが、間違いなく再度証明されたよ」


「これまでで6戦のレースがあった。エアロスクリーンにはなんの問題もない。この状況ではエアロスクリーンがあってよかったし、リナスとハータのマシンもコクピット周りをやられていた」


「エアロスクリーンはあるべきだということが証明されたと思う」



(autosport web)


レース

5/30(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/31(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/1(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ186
2位ランド・ノリス176
3位マックス・フェルスタッペン137
4位ジョージ・ラッセル111
5位シャルル・ルクレール94
6位ルイス・ハミルトン71
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン42
9位アイザック・ハジャー21
10位エステバン・オコン20

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム362
2位スクーデリア・フェラーリHP165
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム159
4位オラクル・レッドブル・レーシング144
5位ウイリアムズ・レーシング54
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム26
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー16
9位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム16
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号