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3度の神経外科手術を終えたアレックス・ザナルディ、リハビリ専門施設に転院へ
2020年7月22日
元F1ドライバーのアレックス・ザナルディがハンドバイクの事故により頭部と顔に重傷を負ってから1カ月以上が経ったが、彼はリハビリ専門の施設に移ることになった。
ザナルディは事故の後、3度に及ぶ神経外科手術を受け、イタリアのシエナにあるサンタ・マリア・レ・スコッテ病院の医師により人工的な昏睡状態に置かれていた。
火曜日に発表された病院の声明によると、ザナルディへの鎮静剤投与は徐々に減らされているという。
さらに、「ザナルディ氏の心肺機能及び代謝指標は正常であり、神経面や容態が安定しているおかげで、彼は回復および機能リハビリ専門センターに移ることができた」という。
同病院のゼネラルマネージャーであるバルティーレ・ジョバンニは次のように述べた。
「専門家たちは、この特別な人物と彼の家族のために、次の段階の臨床、診断、また治療法の開発において、常にこのようなケースでそうしているように、いつでも対応できる態勢を維持する」
「ザナルディ氏の治療にあたってくれた様々な専門家によるチームに心から感謝する。彼らの素晴らしいプロ意識は国を超えて認知されるだろう」
「ザナルディ氏は1カ月以上を我々の病院で過ごした。彼は3度に渡る細心の注意が必要な手術を受け、容態やバイタルに安定が見られた。そのため鎮静剤投与を減らし、中断することが可能になり、その結果として神経系のリハビリのために必要な施設に移動する可能性ができた」
この声明では、53歳のザナルディの怪我の程度や予後に関してこれ以上の情報は提供されていない。
(autosport web)
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