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F1第3戦ハンガリーGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
2020年7月20日
2020年F1第3戦ハンガリーGPの決勝レースで5位〜優勝のドライバーたちが日曜日を振り返った。5位〜優勝のドライバーは、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、ランス・ストロール(レーシングポイント)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=5位
いいレースだったと思う。バトルができてとても楽しかった。昨日の時点で「決勝では5位だよ」と言われていたら、大喜びしていただろう。
13番グリッドからのスタートだったから、楽なレースにはならないと思っていた。でもいいスタートを決めて、順位を上げていった。このサーキットはオーバーテイクが簡単ではなく、思い切ったアクションを取る必要がある。常に限界ぎりぎりの動きが求められるコースだけど、今日はうまくいったと思う。いいショーを見せることができたし、僕自身、バトルを楽しんだ。
僕らは大抵の場合バトルに長けているし、ブレーキング時のマシンの動きはよかった。オーバーテイクを何度か成功させることができて気分がよかったよ。
フェラーリ勢の後ろで長時間抑えつけられ、大きなロスをした。あれがなければもっと上位に近づくことができただろう。マシンの感触はとてもよくて、前に誰もいない状態だと速さがあった。
この結果には満足だ。昨日は難しい一日だったけれど、チームとして大量にポイントを稼ぐことができたから、今日の結果に感謝すべきだろう。
予選ペースと比べて、レースペースがはるかに優れていたのには少し驚いた。状況を理解する必要があるが、今日はポジティブなレースができたし、マシンのなかでうまく機能している部分があるということが分かった。
■BWTレーシングポイントF1チーム
ランス・ストロール 決勝=4位
4位に大満足だ。とてもいい結果であり、今日だけでなく週末全体を通じて、最高の仕事をしてくれたチームに感謝しないとね。レース序盤にマックス(・フェルスタッペン)と争い、刻々と変化するコンディションのなかで2位を走れて楽しかった。その後はずっと4位を目指す孤独なドライブになったけど、大事なのはチームに大量得点を持ち帰れたことで、その点ではチェコ(ペレス)もいい仕事をした。
いろいろと複雑なレースだったから、これから全体を振り返って、今後のレースで何ができるかを学ぶのが楽しみだ。ここまで3レースを戦い、そのすべてでいいパフォーマンスを示せた。今日はポディウムも不可能ではなかったと思う。(バルテリ・)ボッタスと激しいバトルができたからね。もう少し違った戦い方もあったかもしれないが、レースが終わってからそう言うだけなら誰でもできる。それがレースというもので、今日は4位に満足すべきだろう。
■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=3位
きついレースだった。2番グリッドからスタートする場合、当然優勝を狙う。なのにスタートを失敗して、いくつかポジションを落としてしまった。ダッシュ上の何かのライトが消え、スタートライトではなく、そっちに反応してしまった。それでマシンがアンチストールに入り、スタートをやり直さなければならなかった。大幅に遅れをとり、最後まで挽回に努めなければならず、とても苦労した。
マックス(・フェルスタッペン)にかなり近づいたんだけどね。終盤タイヤ交換をしたのはギャンブルだったが、タイヤライフのギャップができるという意味で、やってみる価値はあったと思う。でも今日は結果につながらなかった。
それでもたくさんポイントを稼げたし、多くのことを学んで、次のシルバーストンに向かうことができる。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=2位
この表彰台をメカニックたちに捧げたい。あの時、僕のレースは始まる前に終わってしまったと思った。(グリッドに向かう)アウトラップで、ブレーキを踏んだ時、ホイールがロックした。ブレーキをかけ直したが、ウォールへとまっすぐ行ってしまった。そんなことが起きたことが信じられなかったが、なんとかウォールから離れてコースに戻り、グリッドにたどり着いた。僕らチームは決して諦めない。メカニックたちが信じられないような仕事をして、素早くマシンを直してくれた。まさか間に合うなんて誰も思っていなかっただろう。でも彼らは冷静に対処してくれた。
(スタートの時点で)まだ路面はかなり滑りやすかったが、いいスタートを切ることができた。ターン1までのプランを立てることは不可能だけど、イン側が混みあっているのを見て、アウトに行こうと思った。ウエットでもそのあたりはグリップがあるのを知っていたんだ。それでうまくいった。序盤7番手のまま走行していたら、全く違うレースになっていただろう。その後、チームが戦略の面ですべて正しい判断をしてくれたので、僕としてはタイヤをうまく管理して、できるだけ安定した走りをし、バックマーカーへの対処をうまくやることを心掛けた。
ここではメルセデスの2台が圧倒的に強かったから、2位というのは信じられないような結果だ。とても難しい週末を過ごしてきたので、昨日の予選を終えた時点では、こんな結果は予想していなかった。
メルセデスとのギャップを縮めていきたい。今の彼らは圧倒的に強いから、彼らに勝つのはかなり難しいけれど、諦めずに挑戦していく。
(レース後の会見で語り)2位という結果で、メカニックたちの努力に報いることができてうれしい。マシンの感触はよかったよ。ぎりぎりで修理が間に合った状態だったのに、全く通常どおりだった。一時はレースができないと思ったから、この2位は勝利のようなものだ。
■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
信じられないようなレースだった。今までのレースのなかでもとりわけ心に残るレースだ。レース中、ほとんど単独走行だったけれど、それはそれで別のチャレンジがあった。ずっとプッシュし続け、終盤にはファステストラップを取りに行った。
ブラックリーのファクトリー、ブリックスワースのHPPで働く皆にお祝いの言葉を送りたい。今年のパッケージを開発し改善するため、彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。このチームにはいつも驚かされる。彼らと働けることがうれしい。今日のように、彼らのためにいいパフォーマンスを発揮できるのは僕にとって喜びなんだ。
今日はペースがよかったし、ピットストップも戦略も素晴らしかった。ミディアムタイヤを長く持たせて、終盤、完璧なタイミングでフレッシュタイヤに履き替えて、ファステストラップポイントを取りにいくことができた。
今週末はすべてが最高だった。この状態を維持していきたい。次のシルバーストンが楽しみだ。ファンがもたらしてくれるエネルギーを得られないのは寂しいけれど、皆自宅で見てくれるだろうから、彼らのためにいいレースをしたい。
(autosport web)
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11/23(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
11/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |