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F1シュタイアーマルクGP FP1:レーシングポイントのペレスが首位。フェルスタッペンが僅差で2番手に続く
2020年7月10日
第2戦シュタイアーマルクGPは、1週間前と同じレッドブルリンクで開催された。同じサーキットで2週連続してレースが行われるのは、F1史上初めてのことだ。ちなみにシュタイアーマルクというのは、レッドブルリンクのあるオーストリアの州の名前から取られている。
2台全滅というまさかの結果に終わったレッドブル・ホンダは、戦闘力の点でもメルセデスの後塵を拝した。それが今週末、どれだけのリカバリーを見せてくれるか。マックス・フェルスタッペンはセッション開始時から、さまざまな空力センサーを車体に付けて周回を重ねている。
アルファロメオのリザーブドライバーとなったロバート・クビサ、そしてウイリアムズからはジャック・エイトケンが、それぞれアントニオ・ジョビナッツィ、ジョージ・ラッセルに代わってFP1に参加している。
開始後27分、ターン3を立ち上がったところで、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がスローダウン。「エンジンがいってしまったようだ」と言いながら、コース脇にマシンを止めた。ウイリアムズはすでにラッセルが、メルセデス製パワーユニット(PU)のICEやMGU-Hなどの交換を決めている。
その後フェルスタッペンが、ミディアムで1分05秒867のトップタイムを記録。シャルル・ルクレール(フェラーリ)が0.077秒差で2番手に付けたが、タイヤはソフトだ。セルジオ・ペレス(レーシングポイント)3番手、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)4番手、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)5番手。そして開始後52分に、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が0.173秒差でフェルスタッペンから首位に。バルテリ・ボッタス(メルセデス)も同じミディアムで2番手につけたが、ソフトのペレスが1分04秒867でトップに立った。ランス・ストロール(レーシングポイント)も直前に1分4秒台のタイムを出していたが、コースをはみ出して抹消されている。
残り30分を切って、フェルスタッペンもソフトを装着。しかしセクター1でタイムロスし、ペレスに0.096秒及ばなかった。その後は順位の変動はなく、3、4番手にボッタス、ハミルトン、5番手ストロール、6番手サインツと、開幕戦に続いてレーシングポイント、マクラーレンが速さを見せている。ただしこのセッションではアルファタウリ・ホンダもピエール・ガスリー8番手、ダニール・クビアト11番手と気を吐いた。
若干のアップデートを投入したフェラーリだったが、セバスチャン・ベッテル10番手、ルクレール12番手と苦しい出だしとなった。最下位は、ケビン・マグヌッセン(ハース)。バッテリートラブルで、3周しか走れなかった。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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