F速

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが2番手からまさかのスローダウン【決勝序盤速報/F1第1戦オーストリアGP】

2020年7月5日

 約3カ月遅れとなる、2020年シーズン最初のF1GPが7月5日のオーストリアGPで開催。ホンダのパワーユニット(PU)/エンジンを搭載したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが2番グリッドからスタートしたものの、レース序盤でまさかのトラブルに見舞われ、戦列を離れることになった。


 前日の予選ではメルセデスの2台に0.5秒以上の遅れをとり、「メルセデスの速さは異次元だった」と完敗を認めて3番手となったフェルスタッペン。


 しかし、予選2番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)が予選Q3セッションの黄旗中の減速が不十分だったとして3グリッド降格のペナルティを受けて5番グリッドに。ハミルトンの降格でフェルスタッペンはフロントロウの2番グリッドからスタートすることになり、大きなチャンスを得ることになった。


 注目のスタートでは、上位勢では唯一ミディアムタイヤでスタートするフェルスタッペンがタイヤの温まりが遅いからか、グリーンシグナル直後には3番グリッドでソフトタイヤ装着のランド・ノリス(マクラーレン・ルノー)に1コーナーでサイドに並ばれるシーンがあったものの、巧みなブロックとライン取りでオープニングラップを凌いで2番手をキープ。


 その後、逃げるトップのバルテリ・ボッタスをコンマ3秒離れて追う展開となったフェルスタッペン。ソフトタイヤのボッタスに対して、ミデイアムタイヤのフェルスタッペンは十分に勝機が見えていたが、11周目、まさかのスローダウン。


 スローダウンシーンのリプレー映像からは、フェルスタッペンのマシンはコーナーを立ち上がった際にシフトアップできず、ギヤが入っていないような様子がうかがえ、ホンダPU/エンジンのトラブルというよりも、電子制御系のトラブルが発生した模様と推測される。


 フェルスタッペンは無線で「ギヤが戻らない」「アンチストールシステムが戻せない」と話し、放送禁止用語の「ピー」という音声も流れた。


 その後フェルスタッペンはスロー走行のままピットに戻るも、再スタートできずにフェルスタッペンはマシンを降りることになった。その直後のコース上ではランス・ストロール(レーシングポイント・メルセデスPU)、ダニエル・リカルド(ルノー)もトラブルが起きたようでスローダウンするなるど、3カ月遅れのF1開幕戦は序盤戦にして、トラブルやアクシデントの多いサバイバル戦の様相に。


 今年、チャンピオンを狙うホンダF1、そしてレッドブル&フェルスタッペンにとって、この開幕戦は大きなチャンスだったがリタイアという無念の結果となった。F1第2戦も今回と同じサーキットでの開催となるだけに、次、どこまで挽回することができるか。



(autosport web)


レース

5/23(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/24(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
5/25(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ146
2位ランド・ノリス133
3位マックス・フェルスタッペン124
4位ジョージ・ラッセル99
5位シャルル・ルクレール61
6位ルイス・ハミルトン53
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン40
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール14

チームランキング

※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム279
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム147
3位オラクル・レッドブル・レーシング131
4位スクーデリア・フェラーリHP114
5位ウイリアムズ・レーシング51
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム14
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム10
9位BWTアルピーヌF1チーム7
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号