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ハースF1代表「財政状況が明確になるまでは、マシンのアップグレードは行わない」
2020年6月27日
ハースF1のチーム代表ギュンター・シュタイナーは、2020年マシンにアップデートを加えるかどうかの決定は、チームの財政状態が明確になってから行うと語った。COVID-19危機により現時点では多くの不確定要素があるからだという。
「今のところ我々は、今年、予算面とレース面でどれだけのことができるかが正確に分かるまでは、アップグレードを行わない予定だ」とシュタイナーは先週、取材陣に語った。
「持っているのかどうか分からない金を使うことはできない。今はやることについて、特に慎重になる必要がある。なぜならレース数が少ない上に無観客となり、収益が下がることは誰にとっても明らかだからだ」
これまでのところ、2020年に確定したレースは8戦のみだ。
「(いつ2020年マシンの開発を再開するのかを)決めるのはレースおよびFOMからの収益が分かってからだ」とシュタイナーは語った。
「今の時点ではすべてのスポンサーが難しい立場に立たされている。誰もがパンデミックの影響を受けているからだ。だから重要なのは、何戦が行われて、どれだけの収益をFOMから得られるのかということだ」
そうした理由から、現状ではハースは待ちの姿勢を取っている。
「状況が非常に明確になるまでは待つ。私は非常に慎重になっている。レースに参戦し、できる限り最高の仕事をし、レースやセッションでミスをしない、そういったことに集中している」
「最悪なケースは、今資金を使ってしまい、アップデートを行う資金がなくなることだ」とシュタイナーは付け加えた。
「それでは何の役にも立たない。他のどのような企業でもそうだが、これはリスクのひとつであり、それをうまく管理しなければならない。そうしたことと共存する必要がある。今年は例外的な年だ。我々全員が耐え抜くことができるよう願っている」
「アップデートに関しては非常に多くのことを学んできた。最近ではアップデートは予想ほど大規模なものにならない。最初のマシンに対してかなり多くのことができるからだ。我々の意見では、アップデートは不可欠というわけではない」
「我々にとって本当に必要なのはミスをしないことだ。それを心掛け、余裕のないことを計画するようなリスクは冒さない。我々はそうした道を歩んでいく」
「そうしなければいっそう状況は悪くなる。なぜなら終盤にグランプリに行くことができなくなれば、そこでポイントを獲得することが不可能になるからだ」
「我々はそのように会社を経営しており、このやり方で行くことを望んでいる。自分たちが今何をしているのかを理解し、自分たちの決断に満足している」
7月5日から9月6日の間の10週間に、F1は8戦を開催する。これにより、一部のチームはスペアパーツ不足を懸念している。連戦があるために新パーツを製造する時間がなくなる可能性があるからだ。だがそれはハースにとっては問題ではない。
「実際のところ、スペアパーツについての状況はそれほど困難ではない。我々は今の時点ではアップデートを計画していないからだ」とシュタイナーは説明した。
「どこのレースに行き、どれだけのパーツを持つ必要があるのかは把握している。もちろん多くのクラッシュなどは想定しておらず、現時点ではスペアパーツの量は、標準的な年を基準にしている。だから問題が起きることはない」
「もし問題が起きれば解決する。だがスペアパーツについて資金面の問題は起きないだろう」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(grandprix.com)
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1位 | ランド・ノリス | 62 |
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4位 | ジョージ・ラッセル | 45 |
5位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
6位 | シャルル・ルクレール | 20 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 15 |
9位 | エステバン・オコン | 10 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 111 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 75 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 61 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 35 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 15 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |

