F速

  • 会員登録
  • ログイン

「F1で変わるべきことの最優先事項ではない」リカルド、リバースグリッド案の導入見送りに同意

2020年6月11日

 ルノーのダニエル・リカルドは、今年の夏にリバースグリッドによる予選レースを試験的に導入するというF1の案をメルセデスが拒絶したことに同意しており、この案は『混乱する』可能性があるものと考えている。


 コース上のショーを盛り上げようと、F1首脳陣は通常の予選の代わりに、土曜日の午後にリバースグリッドのスプリントレースを行い日曜日のグリッドを決めるというアイデアを提案。F1のスポーツ担当マネージングディレクターのロス・ブラウンは、このコンセプトはオーストリアでの2回目のレース(シュタイアーマルクGP)で実際に試すことができるだろうと示唆した。


 しかしメルセデスのチーム代表であるトト・ウォルフがはっきりとこの“戦術”の実験に反対したことで、この案については全チームによる満場一致の賛成ということにはならなかった。そしてリカルドも、この案に対するウォルフの否定的な見解に同意した。


「僕は常に保守的というわけじゃないけれど、F1で変化すべきことの優先事項リストのなかで一番上にあるものではないと思う」とリカルドはインスタグラムのQ&Aで述べた。


「一部のファンが『そうだ、速いドライバーたちにフィールドを走り抜けさせるのは見ものかもしれない』みたいに思うのは分かる。僕はそういう見方を理解している」


「でもそれが上手くいかないだろうという筋書はたくさんある。色々なことが少し混乱するだろう」


「今の僕がそうなんだけれど、カウチポテト族からすると、それがエキサイティングだと思える理由もわかる。でも純粋主義者と実際のレースの観点から考えて、まだそこまで行く必要はないと思う。それが一番良い言い方だ」


 一方でブラウンは、ウォルフの断固たる態度に失望させられたと認めた。


「私は理解しているし、敬意を払っている」とブラウンは語った。


「彼がもっと大局的な視野を持っていることを期待していたが、そうではなかった」


「興味深いことに、ここ数年オーストリアで一番強かったチームであるレッドブルが、この案の一番の支持者だった。彼らはそうする準備ができていたのだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

4/4(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/5(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/6(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位ランド・ノリス62
2位マックス・フェルスタッペン61
3位オスカー・ピアストリ49
4位ジョージ・ラッセル45
5位アンドレア・キミ・アントネッリ30
6位シャルル・ルクレール20
7位アレクサンダー・アルボン18
8位ルイス・ハミルトン15
9位エステバン・オコン10
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※日本GP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム111
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム75
3位オラクル・レッドブル・レーシング61
4位スクーデリア・フェラーリHP35
5位ウイリアムズ・レーシング19
6位マネーグラム・ハースF1チーム15
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー6
10位BWTアルピーヌF1チーム0

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第3戦日本GP 4/6
第4戦バーレーンGP 4/13
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年4月号 Vol.2 開幕直前号