F速

  • 会員登録
  • ログイン

メルセデスF1代表、2021年以降のベッテル起用を検討中と認める。育成のラッセルも候補か

2020年5月19日

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウォルフは、2021年に向けてセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を起用することを“検討中”であると認め、ベッテルがチームにとって良いマーケティングの機会をもたらしてくれるだろうと認めている。


 今シーズン末でのベッテルのフェラーリ離脱は、彼のF1キャリアの終わりとなる可能性がある。4度のF1世界チャンピオンであるベッテルにとって、選択肢は限られている。ルノーはダニエル・リカルドの後任を探しているが、ベッテルが2021年に勝利のチャンスがほぼないようなチームでレースをするというオファーに気を引かれるだろうと考える人はそういない。


 メルセデスはまだルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスに新契約のオファーを提示していないので、理論上メルセデスはベッテルに飛びつくこともあり得る。ウォルフはそのような筋書きを否定はしていないが、明らかに優先順位を明らかにしようとはしていない。


「もちろんドイツ人ドライバーがドイツのマシンをドライブするのは素晴らしいマーケティングストーリーだ」とウォルフはオーストリアの放送局『ORF』に語った。


「しかしながらメルセデスでは純粋に成功に焦点を定めている。セバスチャンはもちろんだが、非常に優れている人物だ」


「それこそ、我々がジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)の進路をどうしようかと自問している理由だ。そしてベッテルももちろん検討中の選択肢だ」


「だがそれは今のところ議題の一番上にあるわけではない。なぜなら我々はまず今のドライバーについて集中したいからだ」

ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
2020年F1第2回バルセロナテスト3日目 ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)


 2021年のF1に向けたつむじ風のような変化は、開幕が遅れている2020年シーズンの最初のレースが始まる前から話題をさらってしまった。そのためにあるチームにとっては不快な状況に繋がるかもしれないとウォルフは語る。


「我々自身をそのような立場に置くつもりはまったくない。1年在籍した後に、次の年にはライバルチームでドライブするドライバーをどうにか管理するのは少々難しいことだ」


「ドライバーが、次の年に敵チームで革新的技術や知識を我々に対して利用できると分かっていたら、どうするだろう?」


「これがドライバーの入れ替わりを急遽発表したチームすべてが難しい状況に陥る理由だ。我々はそのような状況は避けたいと思う」


 マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンとは対照的に、ウォルフはベッテルがF1キャリアを終わりにすると確信していない。


「すべてを操っているのはセバスチャンだ。やめるか、他のチームに加入するか、彼自身が決めることができる。他にも興味深い行き先が今もある」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号