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元F1王者バトン、ベッテルのフェラーリ離脱にショック「彼が放出されたのなら、狂気の沙汰だ」
2020年5月19日
2009年のF1チャンピオンであるジェンソン・バトンは、2021年シーズンはセバスチャン・ベッテルがフェラーリのマシンでレースをするところを見ることがないことにショックを受けているとを認めており、フェラーリがベッテルをチームから放出するとは“狂気の沙汰”だと主張している。
ベッテルが2020年末でチームを離れるというニュースは、F1界に大きな衝撃をもたらした。評論家たちは、4度の世界チャンピオンであるベッテルは、大幅な報酬カットがあるかもしれないが、フェラーリに残ると予想していたのだ。
先週の火曜日以降の報道によれば、フェラーリはベッテルの契約延長に対して確たるオファーを提示しなかったという。この主張が事実であれば、フェラーリ側の行動は“狂気の沙汰”だとバトンは主張する。
「彼が放出されたというのなら、狂気の沙汰だ。それは間違いない」とバトンは『Sky F1』に語った。
「4度のF1世界チャンピオンだよ。彼は昨年速いところを見せたと思う」
「シャルル(ルクレール)が素晴らしいパフォーマンスを発揮したので、彼にとってはシーズン中に厳しい時期があった。そのことが少々精神的な痛手になったと思う」
「でも彼は本当に強力になって復活した。もしF1チームを持っていたら、誰もが彼をチームのマシンに乗せたいと選ぶようなドライバーだよ」
「だから、もっと理由があるに違いない。フェラーリがふたりのナンバーワンドライバーを抱えたくないと考えているのかどうかは分からない。でもそれは僕にとっては非常に奇妙な選択に思える。僕はセバスチャンが赤いマシンに乗らないという決定に今もショックを受けている」
今年の終わりには、ベッテルのフェラーリのシートはマクラーレンのカルロス・サインツJr.が獲得することになる。フェラーリは若いサインツJr.をルクレールの完璧なサポート役として扱うか、少なくともそれに近い役割を負わせるかもしれない。
しかしバトンは、サインツJr.がルクレールに対抗するポテンシャルをフェラーリは過小評価しており、大きな過ちを犯すことになるだろうと考えている。
「もしビノットが、カルロスはシャルルとうまくやっていけるが、互角に勝負はできないと思って選んだのなら、ビノットはミスを犯していると思う」
「カルロスは勝者になると思うよ。彼は彼の父親のようだからね。彼はチャンピオシップタイトルをもたらしたいと思っている。だから(ビノットが)雰囲気を良いものにしたいと思っているのなら、ビノットは人選を間違えている」
バトンはまた、各チームが2021年のラインアップを決めている現在の奇妙な状況について強調した。通常のF1シーズンであれば、異なる選択が行われたのではないかとバトンは主張している。
「この状況がどのように展開するのか見ていかなければならないが、今のところどうも奇妙な時期だ」
「数カ月もF1マシンを見ていない。ドライバーが走行していない時にドライバーの人選を行うのは、普通ではあり得ないことだ」
「通常はシーズン中盤に行うことだ。ドライバーがその年にどれだけのパフォーマンスを発揮するのか見極めるのはね。ベッテルは、この時点で4勝や5勝していたかもしれない。そうだったら、まったく異なる判断がされていたことは間違いないよ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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