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フェラーリF1代表、ベッテルとの決別は正しい判断と語る「短期的にも長期的にも共有できる目標がなくなった」

2020年5月17日

 フェラーリF1チーム代表のマッティア・ビノットは、セバスチャン・ベッテルがチームを離脱することになった根本的な原因は、チームの短期および長期目標に関して、双方の意見に相違があったことであると述べた。


 4度のF1世界チャンピオンであるベッテルとフェラーリは、2020年末で決別することで合意した。6年の契約期間で、これまでに14勝がもたらされたものの、現時点では悲願のタイトル獲得を達成してはいない。


 ベッテルは、5月12日に発表された共同声明のなかで、今シーズン終了後も「ともに過ごすための共通の目標」が双方に欠けていたと語っている。


 フェラーリはベッテルに対して、報酬を大幅にカットした上での1年契約をオファーしたと報じられているが、ベッテルは、チーム離脱の決断において金銭的条件は一切影響していないと強調している。


 木曜日にイタリアで行われた『Motor Valley Fest』のイベントで話をしたビノットは、チームとベッテルの間に意見の違いがあったと述べた。

2020年第2回F1プレシーズンテスト1日目:セバスチャン・ベッテルとマッティア・ビノット代表(フェラーリ)
2020年第2回F1プレシーズンテスト1日目:セバスチャン・ベッテルとマッティア・ビノット代表(フェラーリ)

「こうした決断を下すのは、正しい判断であると確信しているからだ」とビノットはコメントした。


「我々はセバスチャンとのサイクルを締めくくった。彼は6年間にわたって我々のチームのために仕事をしてきた。私はセバスチャンのことを、人間としてもドライバーとしても尊敬している。彼のことを高く評価している」


「この数週間で世界は変わった。経済面だけでなく、技術や競技の観点においてもだ」


「これから障害に立ち向かい、挑戦していかなければならない。自分たちの未来のために、基盤を築こうとしている。そのために具体的な視点を持ちたいと思う」


「それについてセバスチャンと話し合ったところ、我々は短期的な目標、そして長期的な目標について、同じものを共有していないことが分かった」


 ビノットはフェラーリでベッテルの後任を務めるカルロス・サインツJr.についても触れた。


「サインツJr.の加入は素晴らしいことだ。彼は非常に賢いし、若くしてすでにF1で5シーズンを経験している」とビノット。


「彼は強く、信頼できるドライバーであり、多くのポイントを獲得してきた。純粋な才能を持つシャルル(・ルクレール)のチームメイトとして考えても、素晴らしいドライバーだと思う。彼はさらに成長し、優勝できるようになるだろう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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