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フェラーリ、イタリア技術研究所と提携。プロジェクト『FI5』を通じて肺換気装置を製造

2020年5月14日

 フェラーリとイタリア技術研究所(IIT)は、協力して肺換気装置を製造した。この装置は、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックのような緊急事態に対処するのに不可欠なツールとして、病院で使用できる。


 このプロジェクトは、『FI5』というコードネームで呼ばれている。フェラーリと、ジェノバに拠点を置くIITのイニシャルをとり、番号は白紙の状態から始めて完全に機能するプロトタイプを製造するのに必要な週数を表している。


 FI5は、フェラーリとIITによる一連の取り組みのひとつにすぎない。この数週間にフェラーリは、新型コロナウイルスに対応する様々なヘルスケア製品プロジェクトを立ち上げてきた。そのなかにはモデナ地域への直接的な財政支援、肺換気装置のバルブと保護マスクの調整具の製造、また、ウイルス学者たちと専門家との協業に加えて、エミリア・ロマーニャ州の支援により誕生した『バック・オン・トラック』プログラムも含まれている。同プログラムは、企業の労働環境の安全性の確保を目指すもので、プログラム策定は先週から再始動した。


 FI5は信頼性が高く、用途も広く、使いやすくて組み立てが簡単であるものという、中規模の集中治療の現場からの典型的な要求に合うように対応している。酸素消費量の最適化を可能にする製品は、入手しやすい素材を使用して大量生産することで、既存の肺換気装置よりもはるかにコストを抑えるようにしている。


 なおFI5の技術仕様書、図面、ファームウェア、ソフトウェア、コンポーネントの一覧は、現在オープンソースプロジェクトの一環として入手可能であり、誰でも製造することができる。実際に、すでにイタリア、メキシコ、アメリカ等の企業からフェラーリとIITに接触があり、製品の認証と提供を行う動きが見られている。


 IITはヨーロッパ全域の研究所へのコネクションを通じ、このプロジェクトをヘルスケアにおけるロボット利用技術に向けたネットワークであるDIH-HERO上に公開する予定だ。



(grandprix.com)


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