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フェラーリF1代表、ベッテルの貢献に感謝も「互いの理想へ別々の道を歩むべき時が来た」

2020年5月12日

 5月12日に発表されたスクーデリア・フェラーリとセバスチャン・ベッテルの2020年限りでのパートナーシップ解消。これを受けてチーム代表を務めるマッティア・ビノットがコメントを発表した。


 F1を戦うフェラーリは12日、2015年からともに戦っている4度のF1ワールドチャンピオンであるベッテルとの契約を延長せず、同契約を2020年限りで終了すると発表した。


 チーム代表のビノットは、ベッテルとの契約終了を伝えるチームリリースのなかで、「今回の決定は、セバスチャン(ベッテル)と我々がともに下したものであり、互いにこれが最適な答えだと感じている」と述べ、今回の契約終了が“円満離婚”であることを強調している。


「セバスチャンはドライバーとしてだけではなく、人間としても素晴らしい人物であり、決定を下すのは簡単ではなかった」


「特定の理由があって、契約を延長しないと決めたわけではない。互いに求める理想があり、そこにたどり着くために別々の道を歩むべき時が来たというだけだ」


「セバスチャンはフェラーリとともにF1を戦い、これまでに14勝を挙げてチームの歴史にその名を刻んだ。この優勝回数はチーム史上3番目に多く、もっとも多くチームにポイントをもたらしてくれたドライバーのひとりでもある」


「ともに戦った5シーズンの間に、彼はドライバーズランキングトップ3に3度入り、チームのコンストラクターズランキングトップ3入りにも貢献してくれた」


「この5年間、セバスチャンがプロフェッショナリズムを発揮してくれたこと、素晴らしい人間性を見せてくれたことにフェラーリを代表して心からの感謝を伝えたい。彼とともに記憶に残る結果を手にできた」


「セバスチャンにとって通算5度目、我々(フェラーリとベッテルのコンビ)にとっては初めてとなる王座にはまだ手が届いてないが、予測不能な状況にある2020年シーズンで、その栄光を手にできると信じている」


 ベッテルは当時在籍していたレッドブルを離れ、2015年にフェラーリへ加入。チーム加入初年度をドライバーズランキング3位で終えると、2016年にはランキング4位、2017〜18年にはランキング2位を獲得した。


 新進気鋭の若手シャルル・ルクレールをチームメイトに迎えた2019年シーズン、ベッテルは年間1勝と苦戦を強いられ、ドライバーズランキングはルクレールに続く5位だった。



(autosport web)


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