F速

  • 会員登録
  • ログイン

元F1最高権威者エクレストン「パンデミックを乗り切るため、より踏み込んだ対策が必要」規則の3年凍結を提言

2020年3月30日

 F1の元商業権所有者バーニー・エクレストンが、新型肺炎のパンドミックの状況を考えれば、F1は2020年シーズン全体を中止し、新規則導入を大幅に遅らせるなどの、より思い切った対策をとるべきであると発言した。


 現時点で序盤8戦が中止あるいは延期されることが決定している。F1のCEOチェイス・キャリーは、3月23日の声明で、シーズンを夏にスタートし、15戦から18戦を開催したいという意向を示した。


 エクレストンは2020年F1シーズンの見通しについて『Reuters』に聞かれ、「私ならどうするか? 今年レースを開催するという話をやめる。そう言わざるを得ない」とコメントした。


「全員の安全のためにできる行動はそれしかない。そうすれば、実現できないかもしれない愚かな取り決めに動くことがなくなる。残念だがそれが現状だ」


「(15戦から18戦を)開催できたら、心底驚くだろう。私も実現できることを願っているが」
「来年初めに2020年シーズンの一部として3戦か4戦を開催することはできるだろう」

2020年F1プレシーズンテストが開催されたスペイン・バルセロナ
2020年F1プレシーズンテストが開催されたスペイン・バルセロナ

 エクレストンは、現状、グランプリ主催者と共にスケジュール調整をうまく行うのは非常に難しく、チームの経済的問題も懸念されると述べている。


「観客を入れて開催するのか、入れずに開催するのかも分からないまま、プロモーターにイベントを実施するリスクを冒してもらうことになる。それに、例えば気温10度ではレースはできない(から冬の開催は難しい)」とエクレストンは『Daily Mail』に対して語った。


「プロモーターの問題を解決したとしても、参戦者の問題がある。チームが生き延びてレースができる状態なのか、という問題が出てくる。ウイリアムズのような小規模チームは、レースからの収入が入らなくなると困難に陥るだろう」


 F1はチームの現時点でのコストを下げるために、大規模なF1レギュレーション変更を1年延期し、2022年に行うことを決めた。しかしエクレストンは、それでは足りないと考えている。


「私なら3年間規則を変更しないだろう」とエクレストンはDaily Mailに対してコメントした。
「リバティはいろいろな物事を完全に形成し直す必要がある」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号