F速

  • 会員登録
  • ログイン

F1 Topic:オーストラリアGP中止後のサーキットは厳戒態勢。立ち入り禁止区域を設ける

2020年3月18日

 F1のタイヤサプライヤーのピレリが「2020年オーストラリアGPのためにメルボルンに赴いたスタッフのひとりが、新型コロナウイルスの検査で陽性の結果が出たため、現在も同地にとどまっている」と、日本時間の3月17日(火)午前3時過ぎに明かした。


 アルバートパーク・サーキットで仕事していたピレリのスタッフに陽性の疑いが出ていることは、筆者は3月15日(日)の段階で把握していたが、プライバシーの観点から報道することを自粛していた。


 じつはサーキットはオーストラリアGP中止後もメディアを含めた関係者の入場は15日まで可能だった。15日にサーキットの様子を取材しようとパドックに入ると、マクラーレンのホスピタリティハウスとガレージはすでに黄色いテープが張られ、地元の通常のスタッフでさえも立ち入り禁止となっていた。もちろん、理由はマクラーレンのスタッフでサーキットで仕事していた者の中から新型コロナウイルスの感染者が出ていたからだ。

F1 Topic
立ち入り禁止の黄色いテープが張られたマクラーレンF1のホスピタリティハウス


 したがって、そのスタッフが去った後も、マクラーレンが立ち寄ったと考えるられるエリアは立ち入り禁止となり、それはホスピタリティハウスだけでなく、ガレージも同様だった。

F1 Topic
マクラーレンF1のガレージも立ち入り禁止に


 唯一入ることができるのは、感染予防用の防護服を着用したスタッフのみという物々しい警戒態勢が15日の段階でとられていた。防護服を着用したスタッフはマクラーレンのホスピタリティハウスとガレージ以外にも、マクラーレンのスタッフが使用したと思われる場所の清掃を念入りに行うという物々しい様子だった。

F1 Topic
感染予防用の防護服を着用したスタッフ

F1 Topic
防護服を着用し、仮設トイレの清掃を行っていた


 そしてこの立ち入り警戒区域は、マクラーレンだけでなく、15日の段階ですでにピレリも対象となっていた。

F1 Topic
15日(日)の時点でピレリのホスピタリティハウスも立ち入り警戒区域に

F1 Topic
15日(日)の時点でピレリのホスピタリティハウスも立ち入り警戒区域に


 だが、残念ながらその発表はそれから37時間以上も経過して行われたのである。



(Masahiro Owari)


レース

5/30(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/31(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/1(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ186
2位ランド・ノリス176
3位マックス・フェルスタッペン137
4位ジョージ・ラッセル111
5位シャルル・ルクレール94
6位ルイス・ハミルトン71
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン42
9位アイザック・ハジャー21
10位エステバン・オコン20

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム362
2位スクーデリア・フェラーリHP165
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム159
4位オラクル・レッドブル・レーシング144
5位ウイリアムズ・レーシング54
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム26
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー16
9位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム16
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号