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レーシングポイントF1オーナーのストロール父、アストンマーティン社の株価暴落に伴い出資金を増額へ

2020年3月16日

 ランス・ストロールの父であり、レーシングポイントのチームオーナーを務めるローレンス・ストロールは、自身がエグゼクティブチェアマンを務めるイギリスの高級自動車メーカー『アストンマーティン』社への出資金を増やす予定だという。その背景には、アストンマーティンの株価の暴落があった。


 今年1月、ストロールと彼の率いる投資家集団は、アストンマーティンの株の16.7%と引き換えに、1億8200万ポンド(約239億円)の資本を提供した。


 またこの投資家集団は、短期間の融資として5550万ポンド(約73億円)を提供。アストンマーティンは同社の財産を復活させるのに役立てるため、増資方法のひとつであるライツイシューを通して総額5億ポンド(約657億円)を調達したと予想されている。


 しかし、世界中で新型コロナウイルスが大流行していることに関連した経済の落ち込みに影響を受け、最近では同社の株が下落したことにより、アストンマーティンはストロールが主導する救済計画の当初の条件を廃止することを余儀なくされた。


 アストンマーティンは、新型コロナウイルスのパンデミックは“すでに中国とアジア太平洋地域における顧客の需要に影響を及ぼしており、他の地域の市場でも同じ状況を引き起こす可能性がある”と警鐘を鳴らしていた。


 3月13日(金)の夜に発表された新しい取り決めでは、当初の計画にあった株の16.7%ではなく、25%と引き換えに、アストンマーティン・ラゴンダは5億3600万ポンド(約700億円)の資金を集め、ストロールの投資家集団は1億7,100万ポンド(約224億円)を投入するという。


 さらに、ストロールが行った短期間の融資は7500万ポンド(約98億円)にまで及んだ。これによりアストンマーティンは、今月末にライツイシューが終了するまで金融債務に対処することができるようになる。


 経済紙『Financial Times』によると、ストロールは「アストンマーティン・ラゴンダが事業を展開しているグローバル市場環境では、重要な変化があった。変わっていないのは、この期間を通じて経営し、ビジネスをリセットし、長期的なポテンシャルをもたらすために必要な財政的な支援を同社に行うという我々の責任だ」と述べている。


 5年間の商業契約が含まれているアストンマーティンとレーシングポイントとのパートナーシップにより、2021年からレーシングポイントのチーム名は『アストンマーティン』に変更される。なおレッドブル・レーシングとのタイトルスポンサー契約は、2020年末で打ち切りとなる。



(autosport web)


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