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F1 Topic:オーストラリアも買い占めで生活用品は売り切れ。わずか数日で変わった景色
2020年3月16日
本来ならF1オーストラリアGP初日となるべき13日(金)の朝、徒歩圏内の定宿からサーキットに向かうと、旧知のオーストリア人記者に遭遇した。キャリーバッグを引いて、まさに帰ろうとしているところだった。
「どうしたの?」と訊くと、「マクラーレンスタッフの新型コロナウイルス感染が確認されただろう。こんなところには、もういられない」と足早に去って行った。
その気持ちは、よくわかる。僕も引き返したい気持ちを抑え、パドックへと急いだ。例年なら多くのジャーナリストが来ているはずの9時過ぎのメディアセンターは、ほとんど閑散としていた。
備え付けの消毒液で手を拭いてから、パドックへ向かう。各チームのホスピタリティでは、初日フリー走行の準備をしているはずのメカニックたちが所在なさげに座っている。深夜に及んだチーム代表会議で、レース中止が決まったことは明らかだった。
10時過ぎには中止が正式に発表され、11時45分からはF1のチェイス・キャリーCEOなどによる合同(釈明)会見が行われるなど、事態は矢継ぎ早に動いていった。そして正午過ぎにはチーム関係者以外のパドック立ち入りが禁止され、取材さえできなくなった我々ジャーナリストは宿へと戻ったのだった。
GP中止が決まった13日時点で、オーストラリアを含むオセアニア全体の新型コロナウイルス(COVID-19)感染者数は、WHO世界保健機関によれば189人(死者3人)。そのうちオーストラリアでの感染者数は、150人に満たないということだった。
ヨーロッパや東アジア、中東に比べると文字どおりケタ違いに少ない数だ。実際、メルボルンの街中を歩いていても、マスクをしている人はほぼ皆無だし、土曜午後のホテルのバーでは若者たちがすし詰め状態でカクテルを楽しんでいた。

一方でスーパーに入ると、トイレットペーパーの棚は完全に空っぽ。赤ちゃん用のウエットティッシュも品切れで、パスタ類もほぼ売り切れ状態だった。人々の行動形態が、どこかチグハグな印象だ。若者たちがまったく危機感を持っていない一方で、家族持ちや高齢者が買い占めに走っているということか。
そして15日(日)朝、地元ABCのニュースを見ていると、衝撃的なニュースが報じられていた。この日になってオーストラリアでの感染者数が249人に達したというのだ。ヨーロッパやアジアに比べれば、絶対数はまだ圧倒的に少ない。
しかし増加の仕方があまりに急激なカーブを描いたことから、オーストラリア政府は週明けの月曜日(16日)から「2週間の隔離に従わないものは、多額の罰金及び逮捕も含めた厳罰に処す」施策を実施すると発表した。
日本を含む外国からの渡航制限が行われるのも時間の問題であろう。帰国のために向かった日曜夜のメルボルン国際空港は乗客だけではなく、ほとんどのスタッフがマスク姿。数日前に到着した時とは、まったく違う世界になっていた。
(Kunio Shibata)
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| 3/27(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 3/28(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 3/29(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 72 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 49 |
| 4位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
| 5位 | ランド・ノリス | 25 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 21 |
| 7位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 8位 | ピエール・ガスリー | 15 |
| 9位 | マックス・フェルスタッペン | 12 |
| 10位 | リアム・ローソン | 10 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 135 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 90 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 46 |
| 4位 | TGRハースF1チーム | 18 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 16 |
| 6位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 16 |
| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


