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「F1でのクラッシュの少なさは驚き」とノリス。現代マシンでの視野の狭さを解説

2020年3月8日

 30年前のF1マシンと現在のF1マシンを比較した場合、大きな違いのひとつはドライバーの視野であると、マクラーレンのランド・ノリスは言う。今のF1ドライバーは、昔よりもはるかに狭い視野のなかでレースをしなければならない。


「それを本当に理解しているのはドライバーだけかもしれない。ファンや一般の人には分からないだろう。僕たちが周りを見るのがいかに難しいかということをね」とノリスは語った。


「視野がすごく限られているんだ。バイザー越しに見えるのはこれくらいだよ」とノリスは、ヘルメットを被ったドライバーに見える範囲がいかに狭いかを、両手で示してみせた。


「頭の両側面にはヘッドレストがある。だからほとんど頭を動かすことができない。コクピットの位置は高く、タイヤがあり、前にはヘイロー(注:コクピット保護デバイス)がある。そして小さなミラーも付いている。だから僕たちには、マシンのすぐそばのものはほとんど見えないんだ。他のマシンが見えるのは、それが真正面にある場合だけだ」


 ドライバーの視野が非常に狭く、フロントウイングがワイドであることを考えれば、決勝のオープニングラップではもっと頻繁にクラッシュが起きても不思議ではないと、ノリスは言う。

2020年第1回F1プレシーズンテスト3日目:ランド・ノリス(マクラーレン)
2020年第1回F1プレシーズンテスト3日目:ランド・ノリス(マクラーレン)

「1周目では周りに多くのドライバーがいて、他のマシンがどこを走っているのか知るのはとても難しい」とノリスは語った。


「ミラーに一瞬マシンが映っても、彼が右にいるか左にいるかということしか分からない。たったそれだけだ。だから推測するしかないんだ!」


「相手がどこにいるかを推測し、彼にある程度スペースを与えなければならない。クラッシュの頻度がこの程度で収まっていることに驚いている。一方で、ドライバーたちのレベルを考えると、驚きではないともいえるけどね」



(grandprix.com/autosport web)


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