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【津川哲夫のF1新車初見チェック】キラリと光るアルファロメオC39の個性的開発コンセプトとエアロ。混沌とする中団勢力図
2020年2月25日
アルファロメオC39の開発の基本コンセプトは昨年のC38の踏襲型ながら、その進化度はかなり大きい。
これはモノコックから始まっている。昨年のC38までは真ん中に支柱があるモノポスト型のロールフープをインテークダクトが囲む形であったが、C39ではトライアングルの通常フープへ変更され、インダクションポッドの周りを囲むインテークは後方エンジンカバーの先端部に大きく開口している形になった。
さらにC39はダクティング(配管)の変更でボディワークのタイト化を計っている。これがエアロ・アップグレードの出発点だ。ここからエンジンカバー、特に昨年は使われなかったドーサルフィンが登場、これは規則上、致し方ない。
その結果としてサイドポッドがタイト化され、独特のダース・ベイダー型ノーズもノーズ先端中心部のボリュームを上げることになった。また、ノーズの若干のナロー化と先端部左右の小型化も行われ、この下面にはイカヒレフィンがあしらわれている。
今シーズンの新車を見るとエアロへの要求はどのチーム似ていて、対処方法もその方向性が整ってきた。C39はリヤサスペンションとギヤボックスはフェラーリからの供給で、ハース同様、フェラーリの20年型が搭載されている。
フェラーリPU(パワーユニット)は昨年からかなりハイパワー化していて、このPUとのマッチングをミスらなければC39はそれなりに強力なミッドフィールドコンテンダーとなる。
ミッディフィールダーは今や群雄ひしめく戦場の状況だ。アルファロメオ(フェラーリ)の強いバックを得て、独自の開発をこなすザウバー・アルファ。F1マシン造りでは数少ない個性派プライベーターを貫き、その個性がC39を送り出している。
(Tetsuo Tsugawa)
関連ニュース

1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
第23戦 | カタールGP | 11/30 |

