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新型肺炎「緊急事態宣言」によりF1中国GPへの懸念高まる。22戦の過密日程で延期調整は難航か

2020年2月3日

 WHO世界保健機関が1月30日、新型コロナウイルスの感染拡大が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」であると宣言、F1中国GP開催への懸念が高まっている。


 中国国家衛生健康委員会の3日の発表によると、中国国内の患者数は1万7000人を超え、死者数は約360人に上るという。中国国外への拡散も続いており、26カ国で感染者が発見されている。


 イギリスやアメリカをはじめとする複数の国々の政府は、国民に中国への渡航を控えるように勧告、中国からの渡航者の入国を制限する動きも広まってきた。


 F1の10チームのうち、7チームが拠点を置くイギリスのブリティッシュ・エアウェイズや、ルフトハンザ、エア・カナダを含む多くの国際線が中国へのフライトをすべてキャンセル、その他の航空会社も中国へのフライト数を減らしつつある。


 F1の商業権オーナーであるリバティ・メディアとFIAは、双方とも中国の状況を注視しているが、これまでのところ4月19日に予定されている中国GPの中止あるいは延期の判断は下していない。また、中国GP主催者も公式声明を発表していない。

2019年F1第3戦中国GP ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
F1通算1000戦目の節目だった2019年F1中国GP

 中国GPが中止された場合、F1の商業権オーナーのリバティ・メディアとチーム双方にとって大きな損失となる。中国はグランプリを開催する特権のために年間5000万ドル(約54億1700万円)を支払っており、その収入はチームとリバティのもとに入るからだ。


 リバティ・メディアにとっては、中止よりは延期という対応を取ることが望ましいはずだが、2020年はF1史上最多の22戦の予定が組まれており、日程変更のための調整は簡単ではないだろう。


 フォーミュラEは、3月21日の中国・三亜でのレースを行わないことを決め、状況を注視しつつ別の日程での開催の可能性を探っていくことを明らかにした。



(grandprix.com/autosport web)


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