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ハースF1代表、2019年シーズンは期待外れに終わるも「決してドライバーのせいにはできない」と主張

2019年12月25日

 ハースF1チームのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、不振だった2019年シーズンに関する責任はロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンのふたりにはないとしている。


 2019年シーズンの開幕前には中団争いをリードする大本命チームだったハースだが、残念ながらチームにとっておなじみの問題となってしまった2019年型マシン『VF-19』の慢性的な空力とタイヤの問題にドライバーは奮闘し、最初から苦戦を強いられた。


 予選では強力なパフォーマンスを発揮しているものの、どういうわけか決勝レースの結果は散々なものとなり、修正不可能にも思われるVF-19のセットアップの問題にはチームの誰もが悩まされ、困惑させられた。


 最終戦アブダビGPの後、シュタイナーはチームの期待外れに終わった2019年シーズンを評価し、ドライバーはチームの手痛いパフォーマンス不足の要因ではなかったことを認めた。


「あまり調子の良くなかったシーズンを彼らのせいにすることは決してできないと思う。したがって、我々は(2020年シーズンも)同じドライバーペアのままでいく」とシュタイナーは語った。


「我々は正直になり、彼らはあのマシンであれ以上うまくできなかったと言わなければならないと思う」


「同士討ちをしなければ常に優れた走りができるだろうが、彼らはいくつかの場面で激しすぎただけだ。2019年の彼らの仕事ぶりが良くなかったという結論に飛びつくことはできないだろう」


 逆境は個性と回復力を生み出すのが常だが、シュタイナーはチームとドライバーが今シーズン学んだいくつかの役立つ教訓を2020年に理解することを望んでいる。


「彼ら(ドライバー)にとっても目を開かされるようなものだったと思う。なぜならシーズン初めにはマシンは良く見えたし、彼らはふたりともマシンに関してとても肯定的だったのだ。だがその後は見た目のような結果にはならなかった」


「我々はある状況において、チームとしてもドライバーとしても、無理をしすぎたかもしれない。マシンにはその性能がなかったが、誰もが出るはずのない結果を強引に出そうとしていた。誰もがいかにマシンをより優れたものにできるかということに集中していたのだ」


「適切なことに集中するということも、我々が学んだことかもしれない」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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