F速

  • 会員登録
  • ログイン

故ホワイティングの後任レースディレクター「F1界全体の支えがなければこの大任を果たせなかった」

2019年12月11日

 F1レースディレクターのマイケル・マシは、グランプリレースの運営を取り仕切る役割を果たした初のシーズンを終え、周囲の人々に支えられて職務を果たすことができたと、感謝の気持ちを示した。


 チャーリー・ホワイティングが2019年シーズン開幕戦のメルボルンで急死したことを受け、マシはシーズン初戦から彼の後任を務めることになった。


 マシにレース運営の監督経験がなかったわけではない。F1では何度かホワイティングの補佐を務め、また母国オーストラリアでスーパーカーやスーパーツーリングカーのレースディレクターの役割を担ったこともある。


 それでも、F1において多大な影響力を持っていた重要人物の代理を務めることは、マシにとっては当初、荷が重かったということだ。

F1レースディレクター、ホワイティング氏の急逝にホンダF1田辺TD、FIA会長らがコメント
F1レースディレクターを務めたチャーリー・ホワイティング氏

 マシは、「シーズンを楽しめたと思う」とレースディレクターとしての初のフルシーズンを評価した。


「おそらく本当に振り返る時間を取ることができるのは、クリスマスと新年の休暇で家族に会いにシドニーに帰ってからになるだろう。今までは機会がなかった。様々な理由から、ずっと動き続けてきたからね」


「私は自分のしてきた仕事に満足している。ベストを尽くしたし、イベントごとに膨大なことを学んできた」


「我々は皆、この業界が非常に複雑であることを理解している。しかしそうは言っても私はこの業界を愛しており、楽しんでいる。支えてくれた皆には感謝してもしきれない」


「良いこともあれば悪いこともある。しかしどんな役割においても、最後に下した判断が肝心だ」


 マシは2019年を振り返り、当然ながら、メルボルンが最も難しい週末だったと認めた。


「メルボルンでの出来事は本当に悲しいことだった。不幸な状況がいくつも重なってしまったのだ」とマシは『Crash.net』に説明した。


「今年一番大変だったイベントは何かと聞かれたが、それは間違いなくメルボルンだ」


「総合的に見ると、すぐそばにいてくれたFIAの人々や、そこで私が受けたサポートなしでは、今年を乗り切ることはできなかっただろう。F1グループのパートナーたちにも助けられた。皆が運営関係者全員についてきてくれ、そうしたすべてのサポートが私を支えてくれたのだ」


「重要なのは、クルマを走らせる20名のドライバーと10のチームがあり、そのすべての人々が私を受け入れ、サポートし、力を貸してくれたことだ。彼らなしでは、私は今年を乗り切ることはできなかっただろう。一言で言うとそういうことだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号