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ウエーバー、ヒュルケンベルグのF1離脱は「タイミングとして適切」との考えを述べる

2019年12月10日

 元F1ドライバーのマーク・ウエーバーは、ベテランドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグの、モータースポーツの頂点におけるキャリアは自然な経緯をたどったと主張しており、彼の離脱に眠れないほど頭を悩ますことはないとしている。


 エステバン・オコンが2020年に向けてルノーとの契約を結んだことにより、9年間で177戦に出場したヒュルケンベルグがF1を離脱する可能性は高まっていた。


 ヒュルケンベルグはハースとも話し合いを進めていたものの、同チームが来季もロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンを起用すると発表したことで、32歳の彼の行末は決定的なものとなった。


 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ヒュルケンベルグが離脱を余儀なくされた件について「F1がどれだけ間違った状況にあるかの良い例だ」と最近になってコメントしている。


 しかし『Channel 4』のコメンテーターであるマーク・ウエーバーは、ヒュルケンベルグにとってはグランプリレースから離れる適切なタイミングであったと考える。


 ヒュルケンベルグの将来について尋ねられたウエーバーは「今夜はちゃんと眠れるよ」と皮肉めいた口調で語った。


「僕は、彼はF1で長いキャリアを築いてきたと思う。彼は器用なドライバーだったんだ。地位を築いていなかったら、F1で長くキャリアを続けることなどできない」


「けれども彼は10年で176戦ほどを戦ってきたんじゃないかな。特に不公平なことではないし、いろいろなモチベーション、成果、シミュレーターを学ぼうとする意欲、新たな技術などを備えた若い人材が常に待ち構えているんだ」


「つまり、この世界ではあっという間に消耗品扱いされてしまう。彼は長いキャリアを過ごしてきた。切り替えるべきタイミングだったと思うね」


 アブダビGPでF1キャリアを締めくくったヒュルケンベルグには、表彰台未登壇出走回数が最多という不名誉な記録がある。彼はしばらくの間モータースポーツから離れ、考えをリセットするのだという。


「僕としては、これからの時間を楽しみにしているところもあるんだ」とヒュルケンベルグはヤス・マリーナで語った。


「この章を締めくくって新たな章を開く。この先どんなことが起きるかもしれなくて、どんなことが起きないのかもしれないのか。僕には分からないけれど、他の誰にだって今は分からない」


「けれども個人的には、少しの間だけ離れるという感じだ」


「レースから少し切り離されていたいんだ。数カ月したら、自分が何を目指したいかが見えてくるだろう。それからもう一度、検討していくよ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(Translation:Akane Kofuji)


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