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F1アブダビGP FP1:ボッタスがトップタイム。レッドブル・ホンダ勢は2、4番手
2019年11月29日
2019年F1最終戦アブダビGPの金曜フリー走行1回目は、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手、アレクサンダー・アルボンは4番手となっている。
アブダビGPの週末は例年ほど暑くなく、パドックを吹く風が心地よい。FP1の始まる午後1時の時点でも、気温25℃、路面温度35℃に留まっている。夕暮れのFP2には、さらに温度は下がって行くはずだ。タイヤへの負荷の低いこのサーキットに、ピレリはC3〜C5の最も柔らかいコンパウンドを持ち込んだ。
体調不良を訴えているウイリアムズのジョージ・ラッセルはこのセッションに一応参加したが、状況次第で交替できるようセルゲイ・シロトキンが控えている。
セッション序盤は、まずボッタスが1分37秒台のトップタイムを出す。0.6秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いたが、すぐにフェルスタッペンが2番手に割って入った。中団勢では、同ポイントで選手権6位を争うカルロス・サインツJr.(マクラーレン)とピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が、僅差のラップタイムでしのぎを削っている。
中盤以降は再び、メルセデス2台が1−2を占める展開に。首位ボッタスは1分36秒957までタイムを伸ばし、0.6秒差でハミルトン。フェルスタッペンは、1.2秒遅れだ。セバスチャン・ベッテル、シャルル・ルクレールのフェラーリ勢は、いずれも2秒落ちの4、5番手。アルボンが6番手で続く。この時点では、中団トップの7番手にはルノーのニコ・ヒュルケンベルグが付けている。
終了30分前、ダニエル・リカルド(ルノー)が最終コーナーを立ち上がりながら白煙を上げ、オイルとパーツをまき散らしてコース脇にストップ。セッションは赤旗中断となった。直前にリカルドを抜かせたガスリーは、マシンも本人もオイルまみれになってしまった。
13分後に、セッション再開。ボッタスの首位は変わらないが、赤旗中断前にフェルスタッペンが再びハミルトンをしのぎ、0.5秒遅れながら2番手に浮上。アルボン、ベッテルが4、5番手。しかしベッテルは終了2分前、ターン19立ち上がりで挙動を乱しスピン。ガードレールにぶつかって再び赤旗が出て、セッションはそのまま終了した。
ロマン・グロージャン(ハース)がルクレールをしのいで、6番手に付けた。ケビン・マグヌッセンもルクレールから僅差の8番手と、久しぶりにハースが速さを見せたセッションだった。トロロッソ・ホンダはダニール・クビアト15番手、ガスリー16番手だった。

(Kunio Shibata)

1位 | オスカー・ピアストリ | 99 |
2位 | ランド・ノリス | 89 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 87 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 73 |
5位 | シャルル・ルクレール | 47 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 38 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 31 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 20 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 188 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 111 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 89 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 78 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 25 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

