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ウイリアムズF1残留のラッセル、離脱するクビサから得た学びを糧に2020年に挑む

2019年11月26日

 ウイリアムズF1チームのルーキーであるジョージ・ラッセルは、2020年もチームに残留すると話している。しかし、彼はロバート・クビサに代わるチームメイトが誰になるかは分からないとしている。


 2011年にラリーでの事故により人生を変えるような大怪我を負ったクビサは、6年のブランクの後に、今シーズンのF1に衝撃的なカムバックを果たした。


 しかしこの復帰は彼が望んだような夢のカムバックにはならず、選手権ではたった1ポイントを獲得したのみだ。彼はウイリアムズを離脱し、新たな機会を模索するという。


 昨シーズンのF2選手権でタイトルを獲得し、今季のオーストラリアGPでF1デビューを叶えたラッセルは、経験豊富なクビサの離脱を寂しく思っていると語る。


「彼はすごく面白いんだ。技術面での知識がとても豊富で、僕は多くを学んだ」と21歳のラッセルは言う。


 どの領域でクビサの経験から恩恵を受けたと感じているかと聞かれたラッセルは、「エンジニアとの付き合い方やフィードバック」だと述べ、「より完成したドライバーになるためには、自分はもっと改善の必要があることを見せつけられた」と語っている。


 ウイリアムズのシニアレースエンジニアを務めるデイブ・ロブソンは、ラッセルの技術的な専門知識に上積みをすることが、チームにとっての最優先項目だという部分に同意した。


「確かに私達はジョージが、特にコースを確実に学べるよう(今季は)時間と機会を費やしてきた。ただ右に左にというだけじゃなくてね! しかし彼は、F1カーのセッティングをどれほど繊細に行なわなければならないかを理解している」


「彼はマシンがどのように機能するか、マシンに何を求められるのかを理解するという並外れた能力を持っている」とロブソンは付け加えた。


「これからはそれをセッティングの複雑さと組み合わせていかなければならない。そして来年になって同じコースを訪れたときには、彼は我々を助けたり導いたりするという点で、より良いポジションにいるだろう」


「F1で重要なのは、セッティングとタイヤが互いにどのように影響し合うかだ。それは常に重要な要素であり、彼や下位のフォーミュラからやってくる者にとっては、少し違うものかもしれない。来年はそうしたことが実を結ぶことを期待しているよ」とロブソンは述べた。


 ニコラス・ラティフィはすでに、フォース・インディア(現レーシングポイント)で5度の走行を行なっている。しかし彼が来シーズン、ウイリアムズのフルタイムシートを手に入れるかどうかは確定していない。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(Translation:Akane Kofuji)


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