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F1アメリカGP FP1:レッドブル・ホンダが1、3番手の好発進。各チームは2020年F1新タイヤもテスト

2019年11月2日

2019年F1第19戦アメリカGP金曜フリー走行1回目はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは3番手に付けている。


朝から雲ひとつない快晴に恵まれたサーキット・オブ・ジ・アメリカ。しかし気温9℃、路面温度15℃と、ウィンターテスト時のバルセロナより寒い。ウイリアムズはジョージ・ラッセルに代わって、ニコラス・ラティフィが出走。セッション序盤には、多くのドライバーが来季2020年用タイヤをテストした。


シャルル・ルクレール(フェラーリ)が走り出してすぐに、「エンジンに問題があるようだ」と、すぐに戻り、しばらくガレージにこもりきりになった。マクラーレンのカルロス・サインツJr.も、チェック走行を1周走っただけだ。


開始後32分にはラティフィが、ターン7でコースオフ。「突然、ギヤがニュートラルになってしまった」と、何とか惰性でピットに戻って行った。もともと軟らかい地盤の上に造成されたコースだが、今年は特にバンピーな路面を訴えるドライバーが多い。ラティフィのトラブルも、バンプに乗ったことがきっかけのようだ。


最初のタイヤセットを返す開始後40分の時点で、アルボンがトップ。0.1秒差でフェルスタッペンが2番手。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がほぼ同じタイム差で3番手に付けている。ルクレールが、ようやくコース復帰。サインツもその数分前に、周回を再開した。メルセデスの2台は2020年シーズンに向けてのデータ収集に専念し、後方の順位に留まっている。


このセッショントップは、1分34秒057のフェルスタッペン。ベッテルが、0.169秒差で2番手。アルボンはこのサーキット初体験ながら、チームメイトから0.259秒差の3番手に付けた。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、中団勢トップとなる4番手。ダニエル・リカルド(ルノー)、ロマン・グロージャン(ハース)と続き、ルクレール、ハミルトンは7、8番手だった。



(Kunio Shibata)


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