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ホンダF1甘口コラム ベルギー&イタリアGP編:様々な理由で真価を発揮できなかったスペック4。信頼性の面ではライバルから一歩リード

2019年9月17日

 ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブル、トロロッソの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のレッドブル、トロロッソのコース内外の活躍を批評します。F1第13戦ベルギーGP、第14戦イタリアGPを甘口の視点でジャッジ。

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 夏休み明け初戦のベルギーGPと2戦目のイタリアGPは、全21戦中、最もパワー感度が高い連戦である。つまり、パワーユニット(PU/エンジン)の性能がパフォーマンスに大きな影響を与えるグランプリとなる。そのため、全チーム、全ドライバーがこの2連戦に新しいパワーユニットを使用した。

 ホンダもパワーユニットを供給するレッドブルとトロロッソにそれぞれ最新スペックとなる「スペック4」を投入した。ベルギーGPではトロロッソからレッドブルに移籍したばかりのアレクサンダー・アルボンと、トロロッソのダニール・クビアトがスペック4を使用。クビアトは金曜日から3日間使用したが、アルボンは戦略的な理由から金曜日だけの使用にとどめた。

 イタリアGPではレッドブルのマックス・フェルスタッペンとベルギーGPからトロロッソに復帰したピエール・ガスリーがスペック4を使用し、ベルギーGPから使用を開始していたふたりとともに、4人全員がスペック4で週末を戦い抜いた。

 気になるスペック4の性能は、残念ながら、正確な評価を下すまでには至らなかった。その理由はベルギーGPの予選でスペック4を使用したクビアト、イタリアGPでスペック4を投入したフェルスタッペンとガスリーは、グリッドペナルティが決まっていたため、真剣なアタックをする必要がなかったからだ。

 イタリアGPでペナルティを受けることなくスペック4を予選で使用したアルボンとクビアトは、ともに渋滞や赤旗に引っかかり、クビアトはQ2で敗退。Q3に進出したアルボンは一度も計測ラップを完了できないまま、ノータイムに終わった。

 しかし、アルボンがイタリアGPのQ2で記録した自己ベストタイムとなった1分20秒021は、昨年フェルスタッペンがQ3で記録したレッドブル・ルノーでの最速タイムである1分20秒615よりコンマ6秒速かった。またポールポジションとの差も、昨年は約1.5秒あったのが、今年はアルボンのQ2のタイムでも0.7秒と縮まっている。



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