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アルボン、混乱の予選Q3でノータイム「戦略とはいえこれほどのリスクを冒すべきではなかった」:レッドブル・ホンダF1

2019年9月8日

 2019年F1イタリアGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは8番手だった。


 Q1では1分20秒382で7番手、Q2では1分20秒021で6番手を獲得し、アルボンはQ3に進出。しかし1回目のアタックは赤旗に阻まれ、2回目のアタックは全車がトウ(スリップストリーム)を得るためのポジション取りを行って渋滞が発生した影響で、時間切れとなり、アタックラップに入れなかった。アルボンはノータイムで予選8番手に終わった。決勝はソフトタイヤでスタートする。

2019年F1第14戦イタリアGP土曜 ピットレーンに並ぶアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第14戦イタリアGP土曜 ピットレーンに並ぶアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 予選=8番手
 このマシンを速く走らせるために何が必要なのかを学んでいる最中だが、それでもQ3最後のランまではいい感触を持てていた。


 グリッド4番手か5番手あたりをかけて戦っていたけれど、赤旗が出て、Q3最初のラップは台無しになった。2回目のアタックではいいタイムを出すことを最優先事項にしていたが、(最初のランで)すでにタイムを出したドライバーたちには、(アウトラップを)低速で走る余裕があったようだ。全員、コースに出るのが遅すぎた。誰もがスリップストリームを得ようとして、先頭を走るのを避けており、それが遅れにつながった。


 今のF1マシンはドラッグが大きく、トウを得れば、0.2秒か0.3秒は稼げる。そうすれば予選順位を上げることができるんだ。


(Q3のアウトラップで)前のマシンをかわそうとしたが無理だった。遅いペースで走っていたので、タイヤの温度を保つために、ストレートで皆がウィービングしていた。そのためにオーバーテイクすることができなかった。


 ターン4の時点で、間に合わせるのは難しいと気付いた。全員が時間切れになりつつあることに気付いて、突然ペースを上げて、全開で走り始めたよ。


(タイムをまだ記録していなかったのだから)2回目のランでこれほどのリスクを冒すべきではなかったと思うが、トップ5をかけて戦っている状況だった。予選でいいポジションを確保できれば、決勝がかなり楽になったと思うと残念だ。でも昨日(のプラクティスでは)いいペースで走れていたから、チャンスは十分あるよ。



(autosport web)


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