F速

  • 会員登録
  • ログイン

ハースF1、ベルギーGPでは2台が同スペックのマシンを使用。マシン開発は一部2020年向けに切り替え

2019年8月28日

 ハースのロマン・グロージャンは、今週末のF1第13戦ベルギーGPにおいて、チームメイトのケビン・マグヌッセンと同様に現行スペックのマシンを使用する予定だ。


 サマーブレイクを迎える前に、ハースはマグヌッセンのマシンへのアップグレードを継続する一方で、グロージャンのマシンを開幕戦仕様の空力パッケージに戻した。そのようにパッケージを分けることで、チームはふたつのスペックの比較が可能になった。


 ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、「スパにはアップグレード版のマシンで臨むが、それは(最初に)第11戦ドイツGPで走行したものだ」と明らかにした。


「我々はそのマシンからかなり多くのことを学び、いくつかのコンポーネントを変更することでマシンを改善しようとした。両方のマシンが同じスペックになり、うまくいけば我々はそこからさらにまた学ぶことができる」


 ハースでは開発を徐々に縮小し、チームは段階的にそのリソースを2020年のマシンに向けて切り替えていくという。しかしながら現行マシンの理解を深めることは、来年のデザインのためには不可欠だ。


「部分的にではあるが、すでに焦点は2020年のマシンに切り替わっている」


「2019年仕様のマシンの開発規模を縮小していくなかで、風洞で何を見出すことができるか確認し、アップグレードをさらに投入できるか考える必要がある。まだ分からないが」


 ハースはコンストラクターズランキング9位のチームとしてベルキーGPの週末迎えるが、ランキング5位のトロロッソ・ホンダとの差はわずか17ポイントだ。この差はF1の中団グループで起きている激しい争いを、改めて浮き彫りにしている。


 シュタイナーはシーズン後半で順位が急上昇することを見込んではいないが、いくらか順位を上げる可能性については否定していない。


「いろいろなことが起こり得るが、我々のマシンはレースでパフォーマンスを発揮できていないので、難しい状況だ。パフォーマンスを発揮してこそ、ポイントを獲得できるのだ」


「それでもなお、我々はできる限りの結果を得られるように精一杯の努力をする。うまくいけば、さらに良い結果を出すことができるはずだ。その後で我々がランキングのどこに落ち着くのかが分かるだろう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号