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ホンダF1甘口コラム ドイツGP&ハンガリー編:27年ぶりの2連勝は逃すも、メルセデスと戦えるポテンシャルを証明

2019年8月13日

 ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブル、トロロッソの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のレッドブル、トロロッソのコース内外の活躍を批評します。F1第11戦ドイツGP、第12戦ハンガリーGPを甘口の視点でジャッジ。

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 第12戦ハンガリーGPで2位に終わったレッドブル・ホンダ。70周で争われるレースの66周目までトップを走行していたマックス・フェルスタッペンがメルセデスのルイス・ハミルトンにオーバーテイクされたのは67周目。つまり、優勝まで、あと4周という中での惜しい逆転負けだった。

 もし、あのままフェルスタッペンが逃げ切って、前戦ドイツGPに続いての2連勝を果たしていれば、レッドブルにとっては2014年ハンガリーGP&ベルギーGP以来の2連勝だった。またホンダにとっては1992年のモナコGP&カナダGP以来、27年ぶりの2連勝となっていただけに、悔しい結果となった。

 逃した魚は確かに大きかったが、ハンガリーGPでのホンダはより大きなものを得ていた。それはポールポジションだ。

 ホンダがF1でポールポジションを獲得するのは、2006年のオーストラリアGP(ジェンソン・バトン)以来、13年ぶり。ホンダはそれ以前にも2005年カナダGP、2004年サンマリノGPといずれもバトンが獲得しているが、当時のF1はレース中の給油が可能な時代で、予選でポールポジションを決めるアタックは現在のような空タンクではなかった。

 したがって、ポールポジションを獲得したといっても、必ずしも最も速いマシンだったわけではない。そのことはレース結果にも表れており、2004年サンマリノGPは2位、2005年カナダGPはリタイア、2006年オーストラリアGPは10位という結果だった。

 現在のように、燃料量に関係なく最も速いラップタイムを競う予選でホンダが最後にポールポジションを獲ったのは、1992年のカナダGPだった。このとき、ポールポジションを獲得したアイルトン・セナは、レースでもウイリアムズ・ルノーを駆るナイジェル・マンセルを押さえ込みトップを快走。残念ながらエンジントラブルでリタイアに終わったものの、レースは2番手に上がっていたチームメートのゲルハルト・ベルガーが優勝しているように、マシンに優勝できるポテンシャルがあったことは、十分わかる。



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