F速

  • 会員登録
  • ログイン

ライコネン、少しづつ前進を続けるアルファロメオを称賛。「この“酷い”結果はチームの真の実力を表していない」

2019年8月9日

 キミ・ライコネンは、F1のコンストラクターズランキングにおけるアルファロメオの合計ポイント数は、今年これまでのチームのパフォーマンスを公平に反映したものではないと考えている。


 アルファロメオはF1第12戦ハンガリーGP終了後のコンストラクターズ選手権においてルノーとハースの間で7位につけており、これまでの12戦のうち8戦でトップ10内のフィニッシュを果たしている。


 ライコネンはチームが獲得した32ポイントのうち31ポイントを獲得しているが、彼はこのポイントが示しているよりも、チームはもっと良い仕事をしてきたと考えている。


「僕は何も期待していなかった」とライコネンは語った。


「僕は最善を尽くしたが、現在のポイントを見たら、酷い結果に見えるだろう。でもこのポイント数は、シーズン前半戦の真実を示してはいない」


「バルセロナ(第5戦スペインGP)あたりでは、僕たちが望む順位につけられなかったのは確かだし、実際に僕たちは遅すぎた。でもその頃に比べると僕たちは大きく挽回した」


 ライコネンは、アルファロメオが相対的に財源不足に苦しんではいるものの、チームは前進の過程にあると感じている。


「僕たちは正しい方向に向けて、正しいことをしている。ただチームとして限界があるんだ」


「先頭集団のチームとは違う。そのことは分かっているし、受け入れている。でも与えられた環境のなかで僕たちはよくやっている」


「僕たちはもっと速くなり、前へ行きたい。でも改善には常に時間がかかるので、徐々に進んでいるんだ。そうしたことを考えると僕たちは本当によくやっていると思うよ」


「もっとうまくできたかもしれないことは常にあるし、いつも最大限のポイントを獲得できているわけではないが、それはそれで仕方がない」


 第11戦ドイツGPでライコネンとチームメイトのアントニオ・ジョビナッツィがそれぞれ7位と8位でフィニッシュしたものの、30秒ペナルティを科されて12位と13位へ降格されたことが、アルファロメオの現在のポイント数に影響していることは明らかだ。このペナルティは、クラッチのトルクの規定に違反したとして、ホッケンハイムのスチュワードにより下されたものだ。


 しかしアルファロメオは、この裁定に対して控訴しており、9月末に予定されているFIAによるヒアリングの際に、失ったポイントを取り戻せる可能性もある。

2019年F1第12戦ハンガリーGP キミ・ライコネン、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
2019年F1第12戦ハンガリーGP キミ・ライコネン、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)



(autosport web)


レース

5/30(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/31(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/1(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※スペインGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ186
2位ランド・ノリス176
3位マックス・フェルスタッペン137
4位ジョージ・ラッセル111
5位シャルル・ルクレール94
6位ルイス・ハミルトン71
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン42
9位アイザック・ハジャー21
10位エステバン・オコン20

チームランキング

※スペインGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム362
2位スクーデリア・フェラーリHP165
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム159
4位オラクル・レッドブル・レーシング144
5位ウイリアムズ・レーシング54
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム26
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー16
9位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム16
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号