最新記事
- 【F1第22戦無線レビュー(1)】ガスリー、3番...
- F1の全10チームが、多様性と包括を改善するた...
- 【SNS特集】F1ラスベガスGP:フェルスタッペ...
- ライバルもフェルスタッペンの選手権4連覇を...
- ローソン16位「問題を抱え、戦略もうまくいか...
- 2024年F1第22戦ラスベガスGP決勝トップ10ドラ...
- 2024年F1第22戦ラスベガスGP決勝トップ10ドラ...
- F1に11番目のチームが誕生へ。GM/キャデラッ...
- 「伝統を受け継ぎつつ常に前に」。2025年日本...
- 市川團十郎がF1日本GP公式アンバサダーに就任...
- チャンピオン会見、サプライズ、シャンパンフ...
- レッドブル&HRC密着:バトルよりタイヤ温存...
F1第12戦ハンガリーGP予選【詳報】0.018秒の僅差でフェルスタッペンがF1史上100人目のポール獲得。ホンダとしては13年ぶり
2019年8月3日
8月3日現地時間午後3時、ハンガリーGPの予選が行なわれ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが自身初のポールポジションを獲得した。ホンダ製パワーユニットを搭載しているマシンとしては2006年オーストラリアGP以来13年ぶりのこととなる。
予選の気温は23度、路面温度は42度というコンディション。空には雲も少なくないものの、懸念されていた雨は朝から一度も降らず予選セッションもドライで行なわれることとなった。
Q1は各車が路面の向上を待ち、下位勢からアタックに入っていく。4分を過ぎたあたりから各車がコースインし始め、どのマシンもソフトタイヤを履いてアタックを続けて行く。ダニエル・リカルド(ルノー)、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)は8分を過ぎてようやくコースへ向かった。
1回目のアタックでトップに立ったのはフェルスタッペンで1分15秒817。これにシャルル・ルクレール(フェラーリ)が0.520秒差で続き、メルセデス勢はペースが振るわず最終コーナー出口でスライドしワイドになったバルテリ・ボッタスが0.684秒差の3番手、ルイス・ハミルトンは0.746秒差の4番手でセバスチャン・ベッテルが5番手となった。
ルクレールはさらにタイムを縮めるべくアタックしたが最終コーナーでリヤが流れてタイヤバリアにヒットし、リヤウイングの翼端板を壊してしまった。その間にベッテルは0.635秒差まで縮めてきたがメルセデス勢もタイムを縮めボッタスが0.261秒差の2番手、ハミルトンが0.528秒差の4番手となった。
残り3分で3強チーム以外のマシンが2回目のアタックに向かい、ウイリアムズのジョージ・ラッセルは「これが全てだよ」と全力を引き出して1.214秒差のタイムを刻んでレーシングポイント時を上回ったが、0.053秒差の16番手で惜しくもQ2進出は逃した。
アタックに入る直前の最終コーナーでペレスと交錯してしまったリカルドも18番手でQ1敗退。17番手ペレス、19番手ランス・ストロール(レーシングポイント)、20番手ロバート・クビサ(ウイリアムズ)というQ1敗退となった。
Q2では上位勢がトラフィックを嫌って早々にコースインアタックへ。ルクレールのダメージは小さなもので、フェラーリはQ2開始までに修復を終えてコースに送り出すことに成功した。
3強6台が決勝のスタートタイヤを意識してミディアムタイヤを履いて確実にタイムを出しにきた。ここではハミルトンが1分15秒548でトップに立ち、前を走るガスリーのペースに不満を訴えながらもフェルスタッペンは0.025秒差の2番手。以下はボッタス、ルクレール、ベッテルが0.1秒ずつの差で続く。
中団グループはソフトでアタックし、最上位のランド・ノリス(マクラーレン)がガスリーを上回って6番手。ガスリーは10番手サインツまで0.2秒差とミディアムでのQ2通過が難しい状況に追い込まれた。
残り3分でメルセデス勢やフェルスタッペンがソフトでQ3に向けた練習を行なう一方で、ガスリーはミディアムで2回目のアタックに入りQ3進出を目指すものの1分16秒393までしかタイムを更新できず。それでも9番手でなんとかQ2通過を果たした。フェラーリ勢ミディアムで2回目のアタックを行ないこちらは4番手・5番手でQ3に進んでいる。
中団トップはノリスで変わらず、7番手にカルロス・サインツJr.(マクラーレン)、8番手ロマン・グロージャン(ハース)、10番手キミ・ライコネン(アルファロメオ)というQ3進出となった。トロロッソ・ホンダ勢は0.169秒届かず12番手アレクサンダー・アルボン、13番手ダニール・クビアトでQ2敗退。11番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、14番手アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、15番手ケビン・マグヌッセン(ハース)となった。
Q3各車がソフトでアタックに向かうが上位勢以外は中古のソフトでの偵察走行。1回目のアタックではフェルスタッペンが1分14秒958でトップに立つ。ボッタスは0.178秒差で2番手、ターン6〜7のシケインでマシンがスライドしたハミルトンは0.188秒差で3番手。フェラーリ勢は4番手・5番手でガスリーは0.580秒差の6番手。
残り2分で各車がコースインし、ここでは全10台が新品のソフトタイヤを履いて最後のアタックへ向かう。ここでフェルスタッペンはさらに自身のタイムを0.3秒以上縮めて1分14秒572を記録。ボッタスは0.018秒差で2番手、ハミルトンは0.197秒差で届かずフェルスタッペンが自身初のポールポジションを獲得。F1史上100人目のポールシッターとなった。
ホンダにとっては2006年オーストラリアGP以来のポールポジション獲得。4番手には0.471秒差でルクレール、5番手は0.499秒差でベッテル、ガスリーは0.878秒差の6番手となった。中団トップは7番手ノリス、8番手サインツでマクラーレン勢が占め、9番手グロージャン、10番手ライコネンという予選結果となった。
(Mineoki Yoneya)
11/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
11/23(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
11/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |