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ルクレールへのペナルティを左右したポイントは『接触の有無』か。FIAレースディレクターが経緯を説明

2019年8月1日

 FIAのレースディレクターを務めるマイケル・マシは、F1第11戦ドイツGPでシャルル・ルクレール(フェラーリ)のアンセーフリリースについてチームに罰金を科したことで、将来的にチームがこれを悪用することになる前例を作ったのではないかという意見を否定した。


 フェラーリは混乱の決勝レースのなか、ハースのロマン・グロージャンの進路に向かってルクレールをリリースしたことで、5000ユーロ(約60万円)の罰金を科された。


 しかしスチュワードが5秒ペナルティではなく罰金を科したことで、この先チームによる運試しが引き起こされるのではないかと懸念されている。


 これについてマシは、「私はそうは思わない」と語った。


「これはよくあるケースだと考えている。ケースごとに捉えなければならないと私は固く信じているし、すべてのチームが合意しているように、各ケースをそれぞれの状況に基づいて扱う」


「物事を分類しようとすることはできるかもしれないが、通常は発生した様々な状況をそれぞれに扱い、判断しなければならない」


「だから結局のところ、これは非常に単純なことだと思う」


 マシはまた、今年の第6戦モナコGPで起きたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)が関与する同様のインシデントにおいて、フェルスタッペンが5秒ペナルティを受けたことと比較し、なぜフェラーリが危険なリリースに対してタイムペナルティを科されなかったのかを明らかにした。


「明確にすると、モナコではそのインシデントは危険なリリースと分類されたが、実際にピットレーンで接触が起きていた」


「これが明確に危険なリリースとされた、ドイツでのケースと違う理由だ」


「先日チームマネージャーたちと行った話し合いのなかで、状況は変わりやすいものであり、誰もが同時にピットレーンでタイヤを交換することが要因となることを考慮するという認識が交わされた。これまでのペナルティと一致していることは明らかだ」


「ファストレーンはあれだけ幅があるとはいえ、その後に他のすべてのチームが危険なリリースを行わなかったという事実があり、シルバーストンで見られたようにペイントされたエリアをマシンが走行するようなことは許されない」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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