ウイリアムズF1チームの20年来の悲願であったモンテカルロのストリートサーキットでの優勝を、ファン−パブロ・モントーヤが先週末ついに実現した。
2002年のセパン以来の優勝を遂げたウイリアムズBMWは、自信と意欲を新たに第35回カナダGPに向かう。
チームのベース、オックスフォードでもミュンヘンでも、祝杯の時間は早々に切り上げられ、ラルフ・シューマッハーがシルバーストンで、またマルク・ジェネがモンツァでそれぞれテストを行い、シーズン第8戦への準備を進めた。
モナコとは全く異なった顔を持つモントリオールのコースでは、競争力のレベルを維持するため、高速で低ダウンフォースという特性に対処しなければならない。
モナコの予選でポールを取ったラルフ・シューマッハーにとっては、決勝の4位というのは望み通りの結果ではなかったようだが、それでも自信を増したことは間違いなく、特にジル・ビルヌーブ・サーキットの大ファンだとも語る。
「カナダGPを楽しみにしているんだ」とラルフ。「トラックが好きというだけでなく、モントリールはF1カレンダーの中で僕が好きな街のひとつだからね。街並みが美しく、人々はフレンドリーで、パドックはオリンピックのボート競技場の川に隣接している。こういう全ての要素によってモントリオールはシーズン最高の一戦のひとつになっている。レースについては特に予想はしたくないが、とても自信はあるよ。モナコでは勝利を逃したのが心残りだけどね。ファン−パブロとチームにはとても良かったと思うし、これからのあらゆるレースへの自信にもつながると思う」
「先週のシルバーストンでのテストでは、チーム全体に自信が高まっているのを感じられた」と加えるラルフ。「誰もが次なる優勝を望んでおり、もちろんぜひ僕がそれに応えたい。テストではカナダ用のセットアップを集中して行い、車の改善も引き続き進んでいてとても満足している。モナコでは僕らが最高の出来でポールと優勝をつかんだから、次は、この勝利が偶然だったわけではないところを証明したい」
ファン−パブロ・モントーヤもまたモンテカルロでF1通算2勝目を挙げて自信を増し、FW25がきっとモントリオールに合うはずと話す。
「もちろん絶好調でカナダに行けるよ」とモントーヤ。「モナコGPのあんな難しいトラックで強さと安定性を発揮できたことで、BMWウイリアムズF1チームのみんなが士気を高めることができた。僕自身も、ことあるごとにモナコで勝ちたいと答えてきたが、やっとその目的を果たせたわけだ」
「優勝による自信もあるが、それよりもジル・ビルヌーブ・サーキットには僕らの車のシャシー/エンジン/タイヤのパッケージがきっと合うと自信がある。あそこでは今までもずっと良かったんだ。ラルフは2001年に優勝しているし、去年は僕がポールを獲り、レースでも数周をリードして、2位にいたがリタイアとなった。モントリオールのレースは好きだ。あそこはドライバーズサーキットで技術が要され、モナコとは違ってオーバーテイクの場所も2、3あるからね」