最新記事
- F1コラム:辞任と解雇が相次ぐFIAの危機的状...
- 戦況が変わり「タイトルが手からこぼれていく...
- F1第23戦木曜会見:戦略をめぐる僚友との問題...
- シューマッハー後任候補のボッタス、メルセデ...
- FIA幹部の離脱が続き、F1レースディレクター...
- メルセデスのリザーブを務めたミック・シュー...
- グランプリのうわさ話:ボッタスのレッドブル...
- 上位陣の勢力図を崩したグレイニング。「打ち...
- ウイリアムズ、アブダビGPのFP1に育成ドライ...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第22戦...
- モンツァでのF1イタリアGPが契約を延長。2031...
- 2024年F1第23戦カタールGP TV放送&タイムス...
「F1マシンが軽くなれば、もっと激しいバトルができる」ハミルトン、車体の最低重量引き下げを熱望
2019年7月24日
メルセデスのルイス・ハミルトンは、現在規定されているF1マシンの最低重量について、レースの内容を向上させるためにも将来的な大幅引き下げを主張している。
過去数シーズンにわたって、F1マシンの最低重量は徐々に引き上げられてきた。またこの動きに伴って、たとえばタイヤのワイド化や2018年から始まったハロの装着義務化など、技術規則の変更も毎年のように行われている。
現在、マシンの最低重量は740kgと規定されている。これにはドライバーとバラストの重量が含まれるが、燃料分は含まれない。605kgが最低重量だった10年前の2009年と比べて、現在までに135kg増えている。
ハミルトンはF1がマシンの軽量化に踏み出すことを望んでいる。またハミルトンによれば、この件はすでにF1幹部との会合においてGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)から議案として提出されているという。
「マシンの重量が730kgである必要はない。単純に今は重すぎると思う。何年か前は600kgかそこらだったわけだからね」とハミルトンは主張する。
「チームのエンジニアたちに聞いてみた。彼らは、もし規則が変わるのであれば、新しい重量に合わせてマシンを作れると言っていた」
「いくつかのパーツを外すだけのことだ。それによってマシンを軽くできる。パフォーマンスにかかわるパーツが多少減っても、彼らは良いマシンを仕上げられる」
「F1は毎年マシンを重くし続けている。それで僕たちは速く走り、ダウンフォースも増している。それにタイヤときたら……」
「ピレリにとっては、今のように限られたテスト期間でこれほどの重量を支えるタイヤを開発することはかなり厳しいだろうね」
「マシンを重くすることによって、ドミノ効果のようにさまざまな部分に影響が及んでいるんだ。マシンが軽くなれば、僕たちはもっと激しい戦いができる」
■マシンの軽量化を望むドライバーがレース中の給油に賛成
現在ドライバーは、燃料を満タンにしてグリッド上に並んだ時点で約850kgに達するマシンを走らせている。だが先日、FIA会長のジャン・トッドがF1のモータースポーツ担当マネージングディレクターであるロス・ブラウンに対して、2021年に向けてレース中の給油を復活させることと、それがレースに与える影響について検討するよう要請した。
レース中に給油ができれば、ドライバーたちはより軽量なマシンでのスタートが可能となる。フェラーリのシャルル・ルクレールは、この案を前向きに捉えている。
「僕自身はこれまでレース中に給油を行った経験はないけれど、一度絶対に見てみたいと思っていた。だからF1で復活できるならば、やってみない手はないし、僕は喜んでやらせてもらう」とルクレールは語った。
「やはり今の大きな問題は、マシンが重すぎることだと思う。別々の話かもしれないけれど、給油は良い案だと思うよ」
またGPDAの理事を務めるハースF1のロマン・グロージャンは、レース中に給油のためピットインする案への支持を公言している。
「僕は給油案に賛成だ。マシンをもっと軽くして、もっと速く走らせるうえで効果があるだろうからね」とグロージャンは述べた。
「ドライバーたちにはこれまでよりも厳しい戦いが求められることになる。それに新たなレース戦略を作る必要も出てくるだろう」
「重いマシンを走らせることが良いとは思わない。給油を前提として軽いマシンを走らせられるのであれば、より面白いレースが展開できるだろうし、タイヤの負担も減る」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
11/29(金) | フリー走行 | 22:30〜23:30 |
スプリント予選 | 26:30〜27:14 | |
11/30(日) | スプリント | 23:00〜24:00 |
予選 | 27:00〜 | |
12/1(日) | 決勝 | 25:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |