ピレリ「才能豊かな若いドライバーが、レースをエキサイティングで見応えのあるものにした」
2019年7月2日
2019 オーストリアグランプリ 決勝
2019年6月30日、シュピールベルク
オーストリアグランプリは、先週のフランスグランプリよりも暑い、路面温度が58度に達したなかで行われました。この厳しいコンディション下で、2番グリッドのレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、スタートでの失敗にもかかわらず、ミディアムからハードへと繋ぐ1ストップ戦略でオーストリアグランプリ連覇を達成しました。
■キーポイント
・ポールポジションからスタートし、レースの大半でトップを走ったフェラーリのシャルル・ルクレールは、ソフトからハードへと繋ぐ1ストップ戦略で2位フィニッシュしました。メルセデスのバルテリ・ボッタスは、フェルスタッペンと同じ戦略で3位を獲得しました。
・トップ10グリッド中の3名がミディアムタイヤでスタートしました。グリッド全体では、7名を除く全ドライバーがスタート時にミディアムを装着しました。
・レッドブル、ハース、マクラーレンの3チームがチーム内で戦略を分け、1台がソフトで、もう1台がミディアムでスタートしました。
・ソフトでスタートしたフェラーリと、ミディアムでスタートしたメルセデスとのあいだで、興味深い戦略的な闘いが展開されました。しかし、フェラーリのピットストップ失敗が、この闘いに影響を及ぼしました。
・数多くのグリッドペナルティーが科されるなか、戦略によってポジションをアップしたドライバーも見られました。19番グリッドからスタートしたマクラーレンのカルロス・サインツは、ミディアムによる長いオープニングスティント後、ハードへ繋ぐ戦略で8位を獲得しました。
・レース後、スチュワードによって、フェルスタッペンとルクレール両名を召喚した審議が行われ、最終的なレース結果が確定しました。
■各コンパウンドのパフォーマンス
・ハード C2:大半のドライバーが第2スティントで使用したハードは、オーストリアの高い路面温度に効果的に対応し、1ストップ戦略に貢献しました。
・ミディアム C3:マクラーレンのランド・ノリスのみが、ソフトからミディアムと繋ぐ1ストップ戦略を採り、6位を獲得しました。
・ソフト C4:ベッテルのみが上位勢でただ1人2ストップ戦略を採り、21周のファイナルスティントでソフトを使用しました。
ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「今日は、エキサイティングで見応えある闘いが才能豊かな若いドライバー間で繰り広げられ、終始スリリングなレース展開となりました。この偉大な2人のドライバー、マックスとシャルルの両名を祝福します」
「タイヤのパフォーマンスに関しては満足しています。全3種類のコンパウンドは、今シーズンで最も高い路面温度にもかかわらず、レースにおけるそれぞれの重要な役割を果たしていました。大半のドライバーが1ストッパーだったなか、6位を獲得したランド・ノリスは、ハードタイヤを用いることなく1ストップ戦略を実行しました」
「我々は、このままシュピールベルクに留まり、今日ポイントを獲得した2台のアルファロメオとともに、2020年型タイヤの2日間テストに臨みます」


■コンパウンド毎のラップタイム上位:
・ハードタイヤ
マックス・フェルスタッペン:1’07.475
シャルル・ルクレール:1’07.994
ルイス・ハミルトン:1’08.050
・ミディアムタイヤ
ランド・ノリス:1’08.699
ルイス・ハミルトン:1’08.842
マックス・フェルスタッペン:1’09.144
・ソフトタイヤ
セバスチャン・ベッテル:1’07.676
ダニエル・リカルド:1’08.019
ケビン・マグヌッセン:1’08.903
■最長スティント
・ハードC2:バルテリ・ボッタス 50Laps
・ミディアムC3:ダニエル・リカルド 46Laps
・ソフトC4:ランド・ノリス、ピエール・ガスリー 25Laps
(ピレリ ジャパン プレスリリース)
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| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


