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F1第8戦フランスGP 決勝トップ10ドライバーコメント(1)

2019年6月24日

 2019年F1第8戦フランスGP決勝で6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。


■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
ピエール・ガスリー 決勝=10位
(※10位昇格前のコメント)
 長く困難な一日だった。母国のフランスだけにこの結果にがっかりしている。予選からグリップ不足に苦しんできて、決勝でもそれは変わらなかった。今の段階では理由は分からないが、これからすべてのデータを分析し、なぜペースが不足していたのか、原因を突き止めたい。


 コクピット内でできることをすべて試みたけれど、スライドしてばかりでプッシュすることができなかった。このマシンでこういう感触を持ったのは初めてだ。来週末はオーストリアGPだから、次戦に向けてしっかりと準備を整えるために、チームと共に早急に対処しなければならない。


 ホンダは懸命に作業に取り組んでいる。彼らが進歩しているのは間違いないので、それはポジティブな要素だよ。

2019年F1第8戦フランスGP ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第8戦フランスGP ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)


■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=9位

2019年F1第8戦フランスGP ランド・ノリス(マクラーレン)
2019年F1第8戦フランスGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 スタートは良くて、前にいるドライバーたちにも遅れていなかった。ただ、インサイドにいたので周りを囲まれ、カルロスにうまくアウトサイドから先を越されてしまった。スターティンググリッドがイン側だったから、こればかりはどうすることもできなかった。


 その後のレースの内容は良かった。速いペースを保ちながら、レース終盤に向けてタイヤを守るために、前のカルロスとの間の距離を一定に保っていた。


 ところが、残り20周ほどになったところでハイドロリック系のトラブルが起きて、大きくタイムを失っただけでなく、ドライブするのがものすごく難しくなったんだ。ステアリングがひどく重くなって、最終的にはパワーステアリングが機能しなくなった。本当に厳しかったよ。ポジションを失わないように全力を尽くしたけど、問題が大きすぎて対応しきれず、大きく順位を落としてしまった。そんな状況を考えれば、1ポイント(注:最終的には9位で2ポイント)を獲れたのは悪くなかった。もっとひどい結果に終わっていたかもしれないからね。


 週末全体を通じてチームが素晴らしい仕事をした。ファクトリーで働くみんなが、僕たちにこれほど速いクルマを与えてくれたことに感謝したい。


■ルノーF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=8位

2019年F1第8戦フランスGP ニコ・ヒュルケンベルグとダニエル・リカルド(ルノー)がジャッキー・スチュワートの誕生日を祝う
2019年F1第8戦フランスGP ニコ・ヒュルケンベルグとダニエル・リカルド(ルノー)がジャッキー・スチュワートの誕生日を祝う

 うまくリカバリーできたと思うし、またトップ10に入れてうれしい。予選でもう少し上の順位だったら、逆に難しいレースになっていたかもしれないけど、13番手スタートで9位フィニッシュ(注:最終結果は8位)は上出来だ。


 最初から最後までプッシュし続けたが、しばらくトラフィックにつかまってしまい、このコースではオーバーテイクが難しかった。実際のところ、ペースは悪くなかったし、それは日曜の力強いパフォーマンスで証明できた。


 最後の数周は本当に楽しかったよ。タイトでエキサイティングで、結果としていくつか順位を上げることもできた。今日は僕らのレースペースが、かなりいいことを証明できた。これから改善すべき点は予選での1周の速さだ。


■アルファロメオ・レーシング
キミ・ライコネン 決勝=7位

2019年F1第8戦フランスGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)
2019年F1第8戦フランスGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)

 予選でQ3へ行けなかったのはちょっと悔しかった。ただ、ソフト以外のタイヤでスタートした方がずっと有利になりそうなことは、その時点ですでに分かっていたし、実際にそうなった。


 スタートは完璧とは言えなかったものの、幸いにもストレートではあまり大きく順位を失わずにすみ、最初のいくつかのコーナーで取り戻すことができた。その後はずっといい位置につけて、ハードタイヤでスタートしたメリットを生かせたが、最初から最後まで後方から(ニコ・)ヒュルケンベルグにプレッシャーをかけられていた。レースの大半を通じて、ルノー勢と最高のバトルを楽しめたし、終盤には前方のクルマとの差も詰めることができた。


 最後の2、3周は大接戦になって面白かったね。再び中団の争いに加わり、同じグループのクルマと戦えて本当に良かった。今日は十分なスピードがあり、最終的にいい結果を残すことができた。


■マクラーレンF1チーム
 しっかり考え抜かれた力強いレースができて、とても満足している。今回もスタートがうまく決まった。そして、6位になってからは、コントロールされたレースをした。つまり、タイヤを持たせるために、チームから指示された目標ラップタイムに合わせてドライブし、ペースをコントロールしたということだ。その点から言えばシンプルなレースだったし、あらゆることがうまく行って、可能な範囲でベストな結果が得られる1日の典型だった。みんながいい仕事をしてくれた。


 この週末、マクラーレンが予選とレースの両方で、4番目に速いクルマだったのは間違いない。そのことには満足している。週末を通じてのチームのハードワークに感謝し、ダブルポイントフィニッシュを達成できたことを共に祝いたい。僕らに必要なのは、これからも全力でプッシュし続けて、レースごとに着実に進歩していくことだけだ。



(autosport web)


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5位カルロス・サインツ290
6位ジョージ・ラッセル245
7位ルイス・ハミルトン223
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ70
10位ピエール・ガスリー42

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※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム666
2位スクーデリア・フェラーリ652
3位オラクル・レッドブル・レーシング589
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム468
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム94
6位BWTアルピーヌF1チーム65
7位マネーグラム・ハースF1チーム58
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