F速

  • 会員登録
  • ログイン

レッドブル首脳「ホンダはイタリアで“ナンバー4エンジン”を導入する」。大幅なパフォーマンス向上を予想

2019年6月6日

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、ホンダは2019年第14戦イタリアGPでパワーユニット(PU/エンジン)の大規模なアップグレードを行う予定であると語った。


 トロロッソは2018年から、レッドブル・レーシングは2019年から、ホンダのパワーユニットを搭載して戦っている。このコラボレーションは順調に進展しており、第6戦モナコGPでは、レッドブルとトロロッソの4台が予選Q3に進出、決勝でも入賞を果たした。


「この調子を維持していく。シーズンは長い。我々が進歩しつつあるのは間違いない」とマルコはMotorsport-Magazin.comに対して語った。


 モナコでマックス・フェルスタッペンは、予選では3番手、決勝では、ペナルティで4位に降格されたものの2位でフィニッシュした。好パフォーマンスを発揮したレッドブル・ホンダだが、メルセデスにはおよばなかったとマルコは認めている。


「我々は問題を解決して(モナコに)臨んだが、予選Q3でメルセデスがパーティモードを使ったとたんに、セクター1でコンマ3秒遅れてしまった」

2019年F1第6戦モナコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)のバトル
2019年F1第6戦モナコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)のバトル

 マルコは、9月にホンダは大規模なアップグレードを導入する予定であると発言した。


「我々は冬の間にメルセデスとフェラーリが成し遂げた進歩を過小評価していた」とマルコは認める。


「モンツァにはナンバー4エンジンを持ち込む。ホンダから得ているデータを見る限り、確実に強化されるはずだ」


 マルコは、パフォーマンス向上のためにはパワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティを受け入れると明言している。


 2019年F1規則では、21戦のなかで6エレメントのうちICE(エンジン)、MGU-H、ターボチャージャーは3基に、エナジーストア、コントロールエレクトロニクス、MGU-Kは2基に制限され、それを超えるとグリッド降格ペナルティを科される。


 ホンダは第4戦アゼルバイジャンでスペック2を投入。これは多少のパフォーマンス向上はなされているものの、主に信頼性向上を狙ったものだった。マルコが発言したとおり、“ナンバー4エンジン”が導入される場合、ドライバーたちはペナルティを受けることになる。



(autosport web)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号