F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダF1甘口コラム モナコGP編:4台入賞はホンダのF1活動史上2度目の快挙。メルセデスとの優勝争いも大きな収穫

2019年6月3日

 ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブル、トロロッソの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のレッドブル、トロロッソのコース内外の活躍を批評します。2019年F1第6戦モナコGPを甘口の視点でジャッジ。

----------------------------

 F1第6戦モナコGPでレッドブルのマックス・フェルスタッペンが4位、ピエール・ガスリーは5位、トロロッソのダニール・クビアトが7位、アレクサンダー・アルボンも8位に入り、ホンダのパワーユニットを搭載する4台全車が入賞した。

 ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターも「いままで4台完走はありましたが、4台入賞はなかったので良かった。これまでもそのチャンスはありましたが、予選でミスしたり、レースで不運に見舞われたりして、なかなか持てる力を発揮できないレースが続いていたように思います。今回のモナコGPではレッドブルだけでなく、トロロッソも順調な週末を過ごすことができたことが4台入賞につながったと思います」と、レッドブルとともに高いパフォーマンスを発揮したトロロッソを評価していた。

 ホンダのエンジンを搭載するマシンが1つのグランプリで4台同時入賞を果たしたのは、1987年のイギリスGP以来のこと。このときはウイリアムズ・ホンダのナルジェル・マンセルとネルソン・ピケが1-2フィニッシュを飾り、ロータス・ホンダのアイルトン・セナと中嶋悟が3位と4位を獲得した。

 また4台揃っての8位以内でのフィニッシュは1991年のイギリスGP以来となる。このときホンダはマクラーレンとティレルにエンジンを供給し、マクラーレンはゲルハルト・ベルガーが2位、セナが4位、ティレルはステファノ・モデナが7位、中嶋悟が8位だった。ただし、この時代は入賞が6位までだったため、4台そろっての入賞は1987年のイギリスGP以来、32シーズンぶりの快挙だった。

 しかも、ホンダが2チームに同時供給したのは1987年からのことで、この年のイギリスGPが初めて4台そろっての入賞だった。つまり、今回のモナコGPでの4台同時入賞は、ホンダのF1活動史上2度目の快挙だった。

 モナコGPではフェルスタッペンが2番手でチェッカーフラッグを受けながら、レース中のペナルティで5秒加算されて、4位に降格して表彰台は逃したが、この日ホンダは、表彰台よりも大きな収穫を得ていた。

 それはメルセデスと優勝争いしたことだ。11周目にピットインしてタイヤを交換したフェルスタッペンは、ピットアウト後に2番手に浮上し、以後66周に渡ってトップのルイス・ハミルトン(メルセデス)と優勝争いを演じた。



レース

11/29(金) フリー走行 22:30〜23:30
スプリント予選 26:30〜27:14
11/30(日) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
12/1(日) 決勝 25:00〜


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン403
2位ランド・ノリス340
3位シャルル・ルクレール319
4位オスカー・ピアストリ268
5位カルロス・サインツ259
6位ジョージ・ラッセル217
7位ルイス・ハミルトン208
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ63
10位ニコ・ヒュルケンベルグ35

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム608
2位スクーデリア・フェラーリ584
3位オラクル・レッドブル・レーシング555
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム425
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム50
7位BWTアルピーヌF1チーム49
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd19 アメリカ&Rd20 メキシコ&Rd21 ブラジルGP号