F速

  • 会員登録
  • ログイン

F1、2021年に向けた標準ギヤボックスの入札を中止。サプライヤー候補4社にパフォーマンスの差別化は見られず

2019年5月27日

 FIAは、WMSC世界モータースポーツ評議会の決定を受けて、2021年からF1に導入する標準ギヤボックスに関連する入札を中止した。


 将来的にコスト削減を図るため、FIAは今年、ギヤボックスサプライヤーの候補各社に向けて、2021年に導入予定の標準設計セットの供給について入札実施の案内をしていた。


 実際にはギヤボックス供給について4社が入札を行ったが、現在FIAの技術部門はF1に対し、WMSCの投票を通過した1社のサプライヤーを使用するように勧告している。


「WMSCの判断は、チームとサプライヤーから提供された技術面と財務面双方の情報を検討して下されたものだ」とFIAは声明で述べた。


「提供された技術データによって明らかになったところによると、F1におけるギヤボックス技術は広範囲にわたって統一されており、結果として現時点でパフォーマンスの差別化はほとんど見られない」


「またコンポーネントの複雑さにより、ギヤボックスが信頼性の面で繊細な要素であることに変わりないことは認識されており、このことはFIAの技術部門の評価においても考慮されている」


 将来のコスト削減策について、WMSCは“1社のサプライヤーに頼る以外の手段で同様のコスト削減はなし得る”と結論づけている。


 FIAは、そうした特定の“手段”は、今年6月末に発表予定の2021年レギュレーションに含まれているとしている。


 FIAが開始したその他の標準ホイールリム、ブレーキシステム、および燃料システムの入札は現在進行中だ。これらの入札もFIAによって見直しが行われるかどうかは不明だが、パドックでは入札の一部もしくはすべてが廃止されるのではないかともささやかれている。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号