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ウイリアムズF1副代表、マゼピンによるチーム買収のうわさに関して事実関係を明かす

2019年4月30日

 ウイリアムズF1のチーム副代表を務めるクレア・ウイリアムズは、ロシアの富豪ドミトリー・マゼピンとチーム売却について話し合いを進めていることを、アゼルバイジャンGPで否定した。


 先週、ロシアの大手化学会社ウラルカリの大株主であるマゼピンが、ウイリアムズの経営権を取得しようとしているとイタリアのメディアが報じた。


 マゼピンのチーム買収の動きは、彼の息子で20歳のF2ドライバーであるニキータ・マゼピンのキャリアを急速に展開させるためだと見られていた。しかしながら、ウラルカリ社はこのうわさを否定しており、クレア・ウイリアムズも同様にこの話を一蹴した。


「記事は目にしましたが、ほとんど気に留めていません」とクレアは金曜日にバクーで行なわれたチーム代表記者会見で語っている。


「マゼピン氏と、この件について話し合うために会ったことはありません。昨年半ばに短い会話を交わしたことはありますが、それに続く話し合いは何もありません」


「このことについてはっきりと明確にしておきたいのですが、ウイリアムズは売りに出していないのです。ウイリアムズを売りに出すつもりはまったくありません。そうする理由が見当たりませんから」


 ウイリアムズは、現在不振にあるチームの状況がうわさを呼び込んだのだと考えている。しかしチームの売却は、ビジネスの論理を否定するものだと言う。


「チームがこういった状況下にあるとき、うわさは常に飛び交うものです。ですがビジネスは回っています。不振にあるなかで、こうした岐路に立たされている現状でチームを売却するのは、適切なタイミングではありません」


「そうした機会を検討するのは、チームが好調な場合にのみすることだと考えています。それが売却の適切な時機です。しかしウイリアムズはF1に40年以上も参戦してきていて、チームを売却しようと思ったことはまったくありません」


「これが私たちのやっていることで、これ以外にやることはありません。つまり、チームは売りに出ていない。私は誰にもチームを売却したくない」


「チームがこのスポーツでやろうとしていることが、可能であると証明したい。つまりまた表彰台に戻り、レースで勝つということです」


「そのためには長い時間がかかるかもしれません。フランク(・ウイリアムズ)が初めてこのスポーツに参戦してから優勝するまでに、10年以上の歳月がかかった。そして昨年や今年、そして現在のように、私たちの行く手に多くのことが投げかけられることは分かっています」


「けれども難しい時期にあるからといって、諦めるようなことはしません。私にとっては、戦いを続けて、自分たちは勝てるようになるのだということを万人に証明できる気質があるかどうか、テストをされているようなものです」


「ウイリアムズの全員が、やれるという確かな信念を持っている。少しばかり困難な時期にあるからといって、諦めることはしません」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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